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太陽系外惑星を探す専門の宇宙望遠鏡として運用されてきたケプラー宇宙望遠鏡に関して、先日運用を終了したと報じられました。

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Space.comによるとアメリカ航空宇宙局(NASA)の発表として現地時間2018年10月30日、ケプラー宇宙望遠鏡の運用を終了したことを発表しました。ケプラー宇宙望遠鏡は2009年3月7日に打ち上げられてから9年超え探査を続けていました。

RIP, Kepler: NASA's Revolutionary Planet-Hunting Telescope Runs Out of Fuel

記事による運用終了の理由は、人工衛星の内部に搭載された燃料が無くなったことで探査の継続および地球へのデータ送信ができなくなったためです。ここ最近ケプラー宇宙望遠鏡に搭載されている燃料の量が極めて少なくなっていることが示唆されており、探査チームはケプラー宇宙望遠鏡を休眠状態にするなどしてできるだけ長く運用できるようにしていたといいます。しかし、発表の2週間前に燃料がゼロになったことで30日に正式に引退発表がされました。
NASAの宇宙物理学部門の責任者ポール・ヘルツ氏は今回の発表は「ケプラー宇宙望遠鏡の運用の終了と科学データの収集の終わり」を意味していると話しいます。

ただ、現在ケプラー宇宙望遠鏡が収集し未解析のデータが大量に残されており、今後10年ほどの歳月をかけ研究が進められるということも記載されています。

ケプラー宇宙望遠鏡は打ち上げ前に3年半の運用計画がされていたものの、大幅に超える9年半の運用を行うことができました。これは探査機の設計と開発技術そして地球の探査チームの運用のそれぞれが優れていたことに理由があります。
現在に至るまで2013年5月にはケプラー宇宙望遠鏡に搭載された姿勢を制御するリアクション・ホイールが4つあるうち2つが故障するという探査継続を揺るがしかねない致命的なトラブルに見舞われたもののNASAは2014年にK2という新しいミッションを発表。その後、太陽よりも軽く小さく表面温度も低い『赤色矮星』に地球型惑星の発見をするなど成果を上げていました。

15の系外惑星発見、地表に水がある可能性もー東工大 : ZAPZAP!

同宇宙望遠鏡が発見した系外惑星は候補も含め2,900個を数え、私達の銀河系には太陽系では想像することもできない多種多様な惑星系が存在していることを証明しました。探査機は現在地球から1億5000万km離れたところにあり、今後地球からは離れ続けるとのことです。
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