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先月11日、ロシアが打ち上げたソユーズ宇宙船が打ち上げ時にトラブルが発生し緊急脱出が行われた事故に関して、ロスコスモスの責任者によるとセンサーの誤作動が原因とする発表を行いました。

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ロシア国営宇宙開発企業「ロスコスモス」有人飛行プログラムの執行責任者セルゲイ・クリカリョフ氏は31日、ソユーズ宇宙船の打ち上げ失敗について、1段目と2段目の分離センサーの誤動作により発生したと発表した。

Sputnik
短い記事でしか発表はされておらず詳細は不明なのですが、日本でいうところのJAXAにあたるロシアの宇宙機関ロスコスモスのクリカリョフ氏によると、ソユーズFGロケットで打ち上げられたソユーズMS-10が緊急脱出することになった原因に関して、1段目と2段目(四方のブースターと中央のコアロケット)の分離に関する信号を送るセンサーが誤作動したことでブースターの1本が必要な距離をとることができず上空でコアロケットに接触。それだけではなく接触によりコアロケットの燃料タンクが破裂したと発表しました。

こちらの映像は非公式の打ち上げシミュレーション映像です。このようにブースターが本体側の2段ロケットに衝突しました。


ソユーズロケット

宇宙飛行士らを乗せたソユーズ宇宙船はトラブル発生後直ちに緊急脱出が行われ安全に地球に帰還してるのですが、燃料タンクが破裂するという一歩間違えば人命を失うほどの差し迫った事態に陥っていたことが明らかになりました。

このような事態を想定したうえでソユーズ宇宙船には緊急脱出ロケットが搭載されています。これは打ち上げ前から打ち上げ後のどの段階でも地球に帰還できるような優れた設計になっており貴重な人命を救うことができました。

Soyuz LES_1
▼脱出ロケットの試験

今回の打ち上げ失敗に関しては地上から撮影された打ち上げ時の映像しかなく搭載されていたであろうオンボードカメラの映像などは現時点では公開されていません。

明らかになったソユーズ打ち上げ失敗事故、ブースターが衝突し緊急脱出システム作動 : ZAPZAP!
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