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民間企業ロケットラボは先日、自社が開発した小型ロケット『エレクトロン』を打ち上げ人工衛星の軌道投入に成功したと発表しました。エレクトロンは3回目の打ち上げで初の商業打ち上げとなりました。

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space.comによると、ロケットラボは今月10日ニュージーランドに建設した民間宇宙基地からエレクトロンロケット3号機を打ち上げ搭載した人工衛星6基の軌道投入に成功したと報じています。

It's Business Time! Rocket Lab Lofts 6 Satellites on 1st Commercial Launch


この打ち上げでは人工衛星は地上500kmの楕円軌道に投入され、その54分後には円軌道に軌道修正が行われたとのことです。

ロケットラボは2017年5月に模擬衛星を乗せたエレクトロン初号機を打ち上げたものの予定された高度に達せず打ち上げ失敗。続く2号機は2018年1月21日3つの衛星を乗せ打ち上げに成功。そして今回はアメリカなどの企業が開発した小型人工衛星を6基搭載し軌道投入に成功しました。今回の打ち上げは同社としては初の商業打ち上げとなりました。

ロケットラボのエレクトロンロケットは今年あと1回の打ち上げを控えており、来年は11回の打ち上げを予定しています。

エレクトロンロケット

エレクトロンロケットは全長17m、直径はわずか1.2mしかない小型ロケットです。このロケットは最新の3Dプリンタを多く使用し開発された機体で、1機あたりの打ち上げコストは500万ドル(約5億7000万円)と安価です。(打ち上げ性能は異なるもののJAXAの強化型イプシロン3号機は1機あたり45億円とされている)

このコストパフォマンスは搭載している9基の第1段目エンジン『ラザフォード』にも理由があり、他のロケットは燃料を供給するのにターボポンプなどが用いられているもののこの機体では4万回転で可動する電動モーターを採用した世界初の電動駆動エンジンと言われており、安価かつ軽量エンジンに仕上がっています。もちろんエンジンの製造にも3Dプリンタが採用されています。

▼ラザフォードエンジン
ラザフォードエンジン
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