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ロシアの首都モスクワ。もし敵意を懐き核保有国がロシアに核攻撃をしようとした場合、そのターゲットになるのはモスクワです。では核攻撃があった場合、どのように逃げればよいのかロシアの機関紙(官報)が伝えています。

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想像してほしい。あなたはついていない。ここ数十年で見違えるほど姿を変えたモスクワへの旅行をかねてから計画しており、とうとうお金を貯めて単身あるいは家族や友人とモスクワに到着した。または、あなたがロシアの他の地域の住人から妬まれながら、そもそも首都モスクワに住んでいるとしよう。いずれにせよ、あなたはゴーリキー公園かザリャジエ公園を散歩している。自転車に乗っているかもしれないし、流行りのカフェでランチを食べているかもしれない。そこでいきなり核戦争が勃発する。

ビヨンド
これはロシア政府が発行する機関紙の日本語版の記事になるのですが、仮にモスクワ滞在中に核戦争が勃発した場合、どこに逃げれば良いのかという記事です。

首都モスクワには現在数千基のシェルターが設置されているものの、具体的な数や設置場所がよくわからないものもあるといいます。推定では5000~7000基あると考えられ、その多くは集合住宅などそれぞれの建物の地下に存在しているとのこと。

その上で、記事によると街中を歩いていた場合、核シェルターとして有効なのは駅(地下鉄)だとしています。ただ、いつの時代に作られた駅なのかが重要らしく、2012年以降に作られた駅に関してはシェルターとしての機能は取り外されていると発表されているそうです。
そのため2012年より前に作られた地下鉄駅はシェルターとしての機能を搭載しており、高気密の扉を設けられ内部には数百人から数千人が数日間は生きられる食料や水が備蓄されているとのことです。

また非常に興味深い内容もいくつか書かれており、これら地下鉄の高気密扉が閉められるのは住民にサイレンやテレビなどで警報が出てから10分後(場合によっては最大で15分以内)と定められているとのこと。したがって、10~15分以内に逃げ込まなければ外に取り残されることになります。記事でも「逃げ遅れた人々が助けを求めようとも扉が再び開くことはない」としており、この規定は今も厳格に守られているとのことです。

第二次世界大戦後、アメリカなどでは核攻撃に備え大規模な訓練が実施されていた映像が残されているのですが、現在ロシアでは日常的に避難訓練は行われているのでしょうか。いずにしても核戦争という事態になった場合、シェルターの有無は別にしても大混乱が発生することが考えられます。
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