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最近、アメリカや中国が有人月面着陸計画を発表していますが、ロシアも負けてはいません。旧ソ連時代からロシアの宇宙開発を支えてきたエネルギア社は2030年代にも有人月面探査を実施する計画を発表したと報じられています。

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ロシアメディア『Sputnik』によると、国際宇宙ステーション20周年記念会議がひられた際、S.P.コロリョフ ロケット&スペース コーポレーション エネルギアの主任設計士はプレゼンの中で2030年~2035年の間にも月面有人探査を実施するというロードマップが示されたと報じています。

ロシア 月面有人着陸を計画 2030年代初めには実現へ - Sputnik 日本

ロシアについてはアメリカと同じように設計寿命などの問題から2020年代に引退する国際宇宙ステーション以降の宇宙開発に関して、月をターゲットとしておりそこには有人月面探査という内容が当然ながら盛り込まれており、これまも何度か有人月面探査を実施するという発表は行われていました。

一方、アメリカが建設を目指すゲートウェイという火星有人探査を最終目的とした月軌道上の小型宇宙ステーションに興味を示していたものの現在は参加しない意向を示しており、他国と協力した上で実施するということも最近発表されていました。

ロシア、BRICS諸国で月軌道・月面基地建設を目指す方針
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ロシアにおける有人月面探査計画については2015年10月末に同じくエネルギア社が2029年までにロシア人宇宙飛行士を月面に送り込む計画を発表していました(参考)。内容としては氷が存在するとされる月の南極に着陸し地質調査などの各種調査を行うというもので、使用するロケットは開発を進めていたアンガラロケットです。
しかし、現在アンガラロケットは月探査には打ち上げ性能が低すぎるという問題が指摘されているらしく現在は事実上開発が中止している様子が伺えます。

▼有人打ち上げ用のソユーズ5ロケット
ソユーズ5_1

その上で、ロシアでは今年9月にソユーズ5という月探査も行えるという低軌道への打ち上げ重量が50~130トンに達するという新型ロケットシリーズの開発を発表しました。ソユーズ5は2024年に初の有人打ち上げを実施するといわれており、ロシアによる有人月面探査計画の実施は事実上このロケットの開発が順調に進むのか否かで結果が見えてくるものと思われます。
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