60kW級レーザー兵器

近年進化している次世代兵器の一つとしてレーザー技術があります。これはSF映画で飛び交うレーザー砲とはイメージが異なるものの日本政府としてはドローンや小型ミサイル、将来的にはより大型のミサイルも迎撃できるようなレーザーによる防衛システムの開発を目指すとしています。(画像は参考資料)

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国内メディアによると、日本政府が今年末に策定する防衛計画の大綱(防衛大綱)に国内外で開発が進んでいるレーザー技術について、主に防衛レーザー技術の開発する方針を明記することで調整に入ったとしています。

レーザー兵器については特にアメリカで開発が進んでいるのですが、日本国内の研究では既にレーザー出力が50kW級まで達しており、1km先の鉄板(厚さは不明)を破壊する実験には成功していたといいます。政府としては飛行するドローンやより高速で飛来する迫撃砲を破壊できる100kWまで性能を向上させる他、将来的には巡航ミサイルなどより大きく高速で飛行するターゲットを破壊できる300kWまで出力を上げたいとしています。

特に当面の目標である100kWクラスのレーザーについては今後5年以内の開発を目指すとしており、射程は最大3kmで中東の戦場では脅威となりつつあるドローンや迫撃砲による攻撃に対応する実証実験に入りたいとしています。

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従来、ドローンや迫撃砲に対応するには1分間に数千発発射できる機関砲やミサイルで迎撃する方法が取られることが多く、効果は高いものの運用面でコストが掛かる問題があります。一方レーザー兵器であれば電力さえ確保できれば1射あたりのコストを削減することができるとされ、一般的にコストパーフォーマンスに優れた兵器と言われています。ただし、天候で射程や出力が減衰するなどミサイルや実弾にはない問題点もあります。

国内外では防衛・攻撃用として艦艇や航空機・ヘリコプター、車両に搭載タイプが実戦配備に向け研究が進められています。
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