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民間宇宙旅行を目指すアメリカのヴァージン・ギャラクティックは今月13日、スペースプレーン『VSSユニティ』を使用した有人宇宙飛行を実施したと発表しました。

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SpaceNews.comによると、アメリカ時間今月13日10時11分ごろ、カリフォルニア州にあるモハーベ宇宙港から飛び立ったスペースシップツー『VSSユニティ』を登載したホワイトナイトツーが離陸し、最終的にスペースシップツーは高度82.7kmまで上昇したと発表しています。

Virgin Galactic achieves space on SpaceShipTwo test flight - SpaceNews.com

一般的に宇宙は高度100km以上と定義されることが多いものの、アメリカ空軍は高度約80kmを宇宙と定めておりなぜかヴァージン・ギャラクティックはアメリカ軍の解釈を採用し宇宙に到達したと発表しました。



離陸したホワイトナイトツーは同日11時に高度13,100mでVSSユニティを分離。登載されたエンジンを60秒間動作させ高度82.7kmに到達。VSSユニティは11時11分に着陸したとしています。

今回の記録としてはいくつかあるのですが、まず民間の宇宙旅行を目指す企業として初めてその宇宙船を宇宙(ただし世界的な定義では宇宙ではない)に到達させたこと。そしてアメリカはスペースシャトルの引退をもって2011年7月に国内から人を宇宙に打ち上げる能力を失ったのですが、これを塗り替えることができたこという主張です。

ヴァージン・ギャラクティックは2004年にスペースシップワンを使用し高度100kmの宇宙に到達する偉業を成し遂げたものの、これを発展させたスペースシップツーが10年後の2010年10月に墜落し死亡事故を発生させていました。

今回の飛行は「宇宙空間に到達したといえるのか」など議論を呼びそうで、スペースシップツーによる宇宙旅行を販売しているクラブツーリズム・スペースツアーズでは「高度100kmの宇宙空間へ」などと宣伝していることから今後高度80kmを提供し続けるのであればトラブルが生じる可能性があります。

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