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中国メディアによると、今月10日にロシアで製造されたRD-180というロケットエンジン3基をアメリカに納入したと報じています。このエンジンはアトラスVロケットに登載されます(画像は参考資料)

これはロシアのニュースサイトが報じているもので、ロシアで液体燃料ロケットエンジンの開発、生産しているNPOエネゴマシュ製のRD-180に関してアメリカに輸出したと報じています。記事によるとRD-180は今年に入り複数回アメリカに輸出されているとのこと。

俄又向美出口3台RD180火箭发动机 美暂无能力造_军事_环球网

アメリカは実は国内で打ち上げているロケットに登載されているエンジンは全てがアメリカ製ではなく、ロシア製のものを輸出し使用しているものがあります。これは記事でも書かれているようにRD-180シリーズであれば高価なロケットで知られるアトラス Vロケットの第1段に使用されています。このエンジンはロシアのNPOエネゴマシュが製造し、アメリカのプラット&ホイットニーとロシアの合弁企業『RD AMROSS』が輸入・販売しています。
またRD-181(RD-190の輸出型)についてもアメリカにエンジンを供給するとしておりこのRD-181に関してはアンタレスの第1段エンジンとして使用されています。

▼アトラスV
アトラスV

▼RD-180
RD-180_2

アメリカではウクライナのクリミア半島をロシアが強制的に併合したことを受け、ロシアに対して宇宙に関して国際宇宙ステーションに関わること以外全ての宇宙交流は停止するという制裁処置を発動しました。これを受けロシア側も民間衛星の打ち上げを除くRD-180エンジンのアメリカへの輸出を停止すると発表していました。
しかし、2015年10月に入ると米国防総省はRD-180の輸入禁止制限を緩和する方針を明らかにしており、輸入禁止処置について2016年9月30日に撤廃されました。

アメリカでは現在アトラスVの後継機としてヴァルカンロケットの開発が進んでおり、こちらに関してはアマゾンのCEOが率いるブルー・オリジン製のエンジンが採用されることが決定しています。

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