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昨年より日韓の主張が食い違いを見せている韓国海軍による敵対的行為とも言える火器管制レーダー照射事案に関して、自衛隊機が偶然にもレーダーの照射範囲に入ってしまった可能性はないのでしょうか。

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今回の事案についてはレーダーという目に見えないものが照射されたことや専門的な用語も多く、私達一般人としては公開された映像を見ても現場で何があり、何が問題だったのかが完全に理解することができません。

その上で韓国側が一時期主張していた「自衛隊機が偶然レーダーの範囲に入った」ということに関して調べていこうと思います。ちなみにこの手のレーダー類については専門家ではないので誤りがある可能性があります。

まず今回防衛省が公開された映像には韓国の艦艇から受けたタイミングで『FC(火器管制レーダー)探知』という文字による表記があります。

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こちらが公開された動画から最初の火器管制レーダーを探知したときの画像(6分4秒付近)です。赤線は駆逐艦に搭載されている2基のSTIR-180(FCレーダー)から、仮に北朝鮮の船舶に対し火器管制レーダーを照射していたとして赤線で2つ線を引いてみたものです。

FCレーダーは「指向性が強い」とよく言われています。仮に駆逐艦が北朝鮮が不審な行動をした場合即座に攻撃できるよう火器管制レーダーを照射していたと想定した場合、当時北朝鮮船舶の背後に回り込んでいた自衛隊機のアンテナに探知されてしまったという可能性はゼロではないと考えられます。もちろんこれは素人レベルの知識でそのようなことが実際に起こりうるのかは不明です。

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このように北朝鮮船舶と思われる船舶から距離にして約5kmの位置を旋回するように自衛隊機は飛行していました。この間、韓国の駆逐艦と北朝鮮の船舶、そして自衛隊機が直線に並ぶシーンがあります。

映像では6分13秒後にFC(火器完成レーダー)探知という文字が消え、私達一般人は「ここで火器管制レーダーの照射は終わったんだな」と思ってしまうのですが、実はそうではないそうです。
当時自衛隊機内の音声からは複数回「コンテニューホールド」という言葉がでています。6分26秒、6分38秒の2回。続いて「はい コンテニューホールド」7分21秒、「FCレーダーらしき電波探知」7分36秒、そして7分53秒にようやく「今止まりましたね」と隊員が口にしています。「コンテニューホールド」とは火器管制レーダーを照射し続けられているというもので、自衛隊機には最初の画像の6分4秒から7分53秒にかけ約2分49秒間に渡り自衛隊機は火器管制レーダーの電波を探知し続けていたということになります。

したがって、飛行し移動ている自衛隊機が偶然にも韓国の駆逐艦から出していた火器管制レーダーの範囲に入ってしまったことで探知したというのは常識では考えられません。むしろ自衛隊機に向かって意図的に照射し続けていたと考えるのが普通です。


それを証明するのは2回目の照射です。
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韓国の駆逐艦は機体のフレームに入ってしまい写っていないのですが、明らかに北朝鮮の船舶とは別の位置を飛行していた自衛隊機に対して火器管制レーダーの照射が行われています。最初の照射では北朝鮮船舶に照射して火器管制レーダーを照射した可能性は全くゼロではないと考えらなくもないのですが、再度この位置で自衛隊機が探知していたことから意図的に自衛隊機に向かって照射していたことはほぼ間違いありません。

この照射を受けて自衛隊機からは韓国の駆逐艦に向かい無線で呼びかけを行ったものの応答はありませんでした。「不審な船舶を見つけた」と一般船舶から無線が入り現場に駆けつけたはずの韓国の艦艇が、数キロの位置にいた自衛隊機からの無線に対しては「ノイズが酷く聞き取れなかった」などと主張してる理由は未だに謎となっています。
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