
一般的な有人戦闘機であれば大きな主翼の下にミサイルなどを搭載できますが、今回アルジェリア空軍が導入した機体は尾翼にもミサイルと搭載できるという非常に変わった『Yabhon United 40』です。いったいどのような機体なのでしょうか。
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その機体を導入したのはアルジェリア空軍です。
機体は全長約11m、翼幅は20mもあるという無人機としては比較的大型のもので、主翼と尾翼の双方に合計で10基のハードポイントを登載しており各種爆弾などを登載できる仕様になっています。アルジェリアは昨年12月末にYabhon United 40とYabhon Flash-20をそれぞれ少なくとも2機づつ調達し運用し始めたことを発表しています。Yabhon United 40の導入は海外ではアルジェリアが初となったと考えられます。

Yabhon United 40についてはこれまで複数の改良が施されており、2015年時点ではブロック6まで登場しています。このブロック6は対潜哨戒機として運用可能なものでFinmeccanicaの子会社Whitehead Alenia Sistemi Subacquei(WASS)と共同で開発しています。ブロック6では潜水艦を探すことができるソノブイを登載し1発の短魚雷を登載可能です。また各種ミサイルの搭載量は最大で1050kgとしています。
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