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アマゾンの創設者でジェフ・ベゾス氏率いる民間企業ブルー・オリジンは、昨年末より延期されていた再使用型ニュー・シェパードロケットの打ち上げ、成功したと発表しました。同社はこのロケットを使用した有人打ち上げを目指しています。

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ブルー・オリジンは今月23日午前9時50分、宇宙船『クルーカプセル』を登載した『ニューシェパード3』ロケットの打ち上げ、高度106.9kmの宇宙空間へ到達することに成功したと発表しました。space.comによると、今回の飛行は「NS-10」というミッションでニューシェパードロケットとしては10回目の打ち上げとなりました。

Space News Webcasts: Blue Origin Launching New Shepard NS-10 for NASA



今回の打ち上げでは宇宙船部分にNASAとの契約により8つの実験機器を登載していました。具体的には音波を使って微小重力で燃料レベルを測定する研究の機材、無重力での燃料の挙動をよりよく理解するための機材、ニューシェパードの内側と外側の両方で自然に発生する電磁界に関するデータを観察する機材など、主に微重力とそれに関する機器がほとんどだったとしており従来宇宙で行っていなような大掛かりで高コストの研究を安価に提供する貴重な打ち上げともなっているそうです。

今回の打ち上げ試験「NS-10」は昨年末に実施する予定だったものの、延期された理由は地上のインフラに原因があったとしています。

▼2017年12月に実施された宇宙船『クルーカプセル』内の映像


ブルー・オリジンによる打ち上げ試験は2015年4月より始めており、ロケットや宇宙船の再使用を行っているなど改良を重ねながら確実に技術レベルを上げています。打ち上げシステムが初めて高度100kmの宇宙に到達したのは2015年11月の2回目で、以降はパラシュートが1つしか開かない場合のテストや緊急脱出システムを作動させる試験、宇宙船部分に人形を載せた打ち上げなども既に実施しており
残すところは人を載せた初打ち上げを控えるという段階にです。

ブルー・オリジンによると有人打ち上げについては今年末にも実施するという予定を発表しているのですが、慎重にテストを進めていくとしており予定は延期される可能性も示唆しています。
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