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認知症を発症する原因のうち6割がアルツハイマー病が原因になっていると言われている一方で、何が原因でアルツハイマー病を患うのか様々な説があるのですが、日本では成人の8割が感染しているという慢性歯周病の病原体『ポルフィロモナス・ジンジバリス』が関係しているという証拠を見つけたと報じられています。

『歯を失うと認知症になる』などと、どこかで見聞きしたことがあるのですが、その歯を失う原因の1つ歯周病について病原体Porphyromonas gingivalis(ジンジバリス菌)とアルツハイマー病の病因を結びつける強力な証拠を確認したと報じられています。

Chronic Gum Disease Bacteria Porphyromonas gingivalis (Pg) Drives Alzheimer’s Disease (AD) Pathology - NextBigFuture.com

この研究はアメリカのルイビル大学の研究者によると研究で、動物モデルによる研究ではジンジバリス菌に感染させた場合、脳内にアミロイドβという異常なタンパク質の増加をもたらことが分かったというものです。

研究チームは健康的なマウスを使用し1日ごとに6週間、ジンジバリス菌を付着させました。マウスが死後、解剖したところ死にかけのニューロンと一緒に通常よりも高いレベルのアミロイドβと共にバクテリア(ジンジバリス菌?)が検出されたといいます。

ジンジバリス菌はタンパク質分解酵素『ジンジパイン』を出して歯周病を発生させています。記事では脳内でジンジパインが脳内で有害な作用を及ぼしているしています。また、この研究以外にもジンジバリス菌がアルツハイマー病を患う患者の脳から発見されたという研究は過去にも複数発表されています。

今回の研究によると、ジンジパインを抑制する抗生物質をマウスに与えたところジンジバリス菌が脳から少なくなったとしており結果的に脳神経の変性を減少させることが分かったと記載されています。したがって、ジンジバリス菌によるアルツハイマー病であれば抗生物質を投与することでアルツハイマー型認知症を予防できる可能性があります。

認知症の中で最も多いアルツハイマー型認知症はアミロイドβやタウと呼ばれる特殊なタンパク質が脳内に異常蓄積することで神経細胞が破壊され脳が萎縮することで記憶障害など様々な障害をもたらします。
ただ、この特殊なタンパク質がどのような理由で蓄積していくのかは定かではなく、脳がウイルスや細菌に晒された結果作られるとして今回発表された歯周病菌のジンジバリス菌の他にもヒトヘルペスウイルスが原因が原因という説、他にも鼻炎や睡眠薬が原因とする説や喫煙、大気汚染、酒、運動不足、食生活、また人の性格で発症する確率が高くなるなど多岐に渡っています。

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