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先日、ロシアの超音速爆撃機『Tu-22M3』が墜落する事故があったと報じられていましたしたが、その様子がYoutubeにアップロードされました。

ロシア空軍によると今月22日、ルマンスク地域のOlenegorsk空軍基地でTu-22M3 バックファイアCが着陸に失敗し墜落、乗員4人のうち3名が死亡したと報じられていました。当時事故の映像は公開されなかったのですが、先日Youtubu上に事故発生時の映像が公開されました。



こちらが着陸から墜落に至るシーンが全て収められた映像です。なんと着陸の衝撃でコックピットの後方が折れ曲がるという見たことがないようなクラッシュとなりました。

当時の様子としては霧によりほとんど視界がない状態での着陸になっており、進入速度などは不明なのですが一般的な旅客に比べると進入角度が高すぎるような気がします。結果的に滑走路をバウンドしたことで機体構造が折れ曲がった状態で墜落する事態になりました。

またコックピットが脱落したような形に見えるのですが、脱落したのはコックピットの先端についているノーズコーンと呼ばれる部分と考えられ、機体とコックピット部分の胴体はかろうじて繋がっている様子が確認できます。
再度映像を確認したところコックピット部分は機体から完全に分離しています。映像ではコックピット部分が先に墜落しその後、機体部分が落下し炎上する様子が確認できました。

▼事故後の様子
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