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イージス艦の弾道ミサイル迎撃能力を地上に設置するイージス・アショアに関して、国内メディアによるとトランプ政権の声明としてこれまで言われていたように2基分の売却を決定し今後米議会で最終的な承認がされることとなると報じられています。

政府が秋田県と山口県に配備する方針の新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」について、アメリカのトランプ政権は、合わせて21億5000万ドル(日本円にして2350億円)で日本に売却することを承認し、アメリカ議会に通知しました。トランプ政権は29日、声明を出し、「イージス・アショア」2基と関連の装置などを日本円でおよそ2350億円で日本に売却することを決め、アメリカ議会に通知したことを明らかにしました。

NHKニュース
イージス艦の艦橋がそのまま地上に設置されたかのような建物になっているのは『イージス・アショア』というものです。イージス・アショアについて導入コストについては「最新鋭レーダー、デッキハウス(建物)などの主要装置に加え、イージス・アショア自体の防護対策や弾薬庫など関連施設も必要となる」などとし産経ニュースでは「2基で6000億円以上になる」など記事が掲載されていたのですが、毎日新聞などが報じていた形の1基1000億円程度に収まった形になります。(ただし、運用に必要な関連施設の費用が入っているかは不明)


イージス・アショアは弾道ミサイルを迎撃するためのミサイルを運用するシステムで、陸上で配備に配備されている他のミサイル迎撃システムよりも射程が長いという特徴があります。

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具体的な性能は明らかになっていないのですが、弾道ミサイルの探知範囲はイージス艦よりも2倍ほど性能がある1,000km以上とされており、イージス艦の負荷を減らすことができる一方で、2基で日本の本土を含め離島も守ることができるという特徴があるとされています。

現在イージス・アショアの建設予定地は秋田県の陸上自衛隊の新屋演習場と山口県の萩市のむつみ演習場とし、今後建設に向けた地元への協力が呼びかけられていくと考えられます。
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