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韓国の艦艇が日本の哨戒機に対して火器管制レーダーを照射して以降、自衛隊機による飛行に対して「低空威嚇飛行」などと難癖とも言える対応を始めたことに関して、中国の環球時報は「韓国側が主張する飛行がどのくらい危険なものなのか」という記事を掲載しています。

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中国共産党の機関紙『人民日報』系列の環球時報は今月29日「韓国の艦艇に540mまで近づいた行為はどのくらい危険だったのでしょうか。アメリカとロシアはたった9mでした」というタイトルの記事を掲載しました。

日韩舰机接近540米有多危险?美俄最近时只有9米!_军事_环球网

記事ではまず経緯から韓国が低空威嚇飛行などと主張を始めたのか、昨年末に発生した韓国の駆逐艦から照射された火器管制レーダーと艦艇に登載されているレーダーの種類、最近の韓国側の対応と日本の対応がまとめられています。

その上で、韓国が問題視している艦艇から500mまで接近することについて、ロシアとアメリカの例を出しています。記事では2016年4月にロシアの戦闘爆撃機がバルト海を航行中のアメリカの駆逐艦に対して超低空で接近し、駆逐艦からわずか9mのところを飛行していたとし「最近も同様の動き(接近飛行)がありましたが、アメリカとロシアは衝突しませんでした」と掲載しています。ここでいう衝突というのは日韓のような非難の応酬は無かったということになると思われます。
2016年4月に発生した米駆逐艦ドナルド・クックへの超低空飛行
匿名で取材に応じた米国防当局高官によると、11日には戦闘機2機が米艦の上空約30メートルを20回通過した。12日には、ロシア軍の対潜型ヘリコプターが米艦周辺を7回飛行し、通過の際に写真も撮影。その直後、2機のスホイ24が低空で11回通過した。

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この2016年4月に発生した出来事については特に低空飛行だったため注目されたもののAFPによると戦闘爆撃機による低空飛行は日常茶飯事となっていると掲載しています。

環球時報は韓国国防部の発表として距離500m以上離れた飛行であっても「世界のどの海軍も理解し受け入れることができない行為である」などと発表していると報じています。しかし、海上自衛隊はこれまで韓国の艦艇に行っている同様の偵察飛行(撮影飛行)を中国海軍にもロシア海軍にも行っています。

しかし、その度に「低空威嚇飛行だ」などと、例えば大使を呼び出し抗議されたことはあるのかに関しては無いと考えられます。当然、韓国も同様であり2018年12月末まで日本が同様の飛行が行った際も一切抗議されたことはありませんでした。これは火器管制レーダーを照射した駆逐艦に対しても過去に何度も同じような飛行が行われていたものの防衛省によると抗議されたことは一切無いと発表しています。もちろん韓国側はこの反論を一切していないことから事実と認めていると考えられます。

「世界のどの海軍も理解し受け入れることができない行為である」という過去の韓国の対応から見ても完全に的外れというのは既に証明されています。ここまで来ると韓国の『世界』の定義が私達が日常的に使用している『世界』の定義と異なっている可能性も考える必要がでてきます。

今回の件で軍事的にあろうことか友好国であった相手国に対して「受け入れることができない」などと問題視し続けているは残念ながら世界で韓国くらいということになりそうです。
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