image_105

一昔前までよく耳にしたバイオ燃料。最近はほとんど見聞きすることはなりましたが、とあるスウェーデンの企業が特定の植物から化石燃料よりも安価なバイオ燃料を生産する技術を開発したそうです。

スポンサーリンク
ストックホルムに本社を置くNextFuelが昨年12月、国連気候会議(COP24)の場で発表したのは植物から作り出す燃料、いわゆるバイオ燃料を作り出す技術です。バイオ燃料といえば例えばトウモロコシなどの食べ物からバイオ燃料を作ったことで、過去に穀物価格が上昇したなどという流れがあったと記憶しているのですが、そのような食料で作るのではなくサトウキビの廃棄物や特にエレファントグラスはイネ科の植物を使って効率的にバイオ燃料を作るというものです。

▼エレファントグラス
エレファントグラス

具体的にどのようなものなのか、同社のホームページによると特許取得済みの炉にこれら植物を入れるとたった30分の時間で化石燃料のコピー(バイオ燃料)を製造できるといいます。一般的にバイオ燃料は化石燃料よりも高価なのですが、同社によるとこの方法で生産したバイオ燃料は化石燃料よりも安価にできると主張しています。

NextFuelによると、既にオーストリアでは炉心を可動させている他、アフリカやアジア、南アフリカでもバイオ燃料の生産計画あるとしています。また使用できる植物は麦わら、とうもろこしの茎、竹、一般的な木材などとしています。

▼サトウキビの廃材
image_104

そこで気になるのはバイオ燃料が大量に生産できるようになった場合これまで穀物を作っていた農場がバイオ燃料を生産するための植物にとってかわる可能性は無いのかという心配なのですが、同社によるとあくまで穀物生産には適していなかった土地で急成長する植物からバイオ燃料を生産することが重要だとしています。

エレファントグラスは100日ほどで長さ4mまで成長する植物で文字通り象がよく食べる植物だといいます。そのため一年に数回収穫することができ、痩せた土地でも成長することからバイオマスに向いており、例えばそのような地域では新たな雇用も生み出すことができるとも説明されています。
スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!