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スペースXが試験を続けいているのは、ロケット打ち上げ時に分離する人工衛星を保護するフェアリングというカバーです。これを着水する前に回収しようとスペースXはMr. Stevenという船を運用しているのですが、先日その回収試験を行っている様子が公開されました。

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人工衛星を打ち上げるロケットは地球の大気により衛星が破損しないようにフェアリングというカバーで包まれた状態で打ち上げられます。これは大気がほとんど無くなる高度100km程度で分離されるのですが、実はこれ自体が数億円するという非常に高価なものです。通常このフェアリングはそのまま洋上に投棄されるか回収したのち処分され再使用はされていません。

そこでスペースXは回収し再使用することでロケットの打ち上げコストを更に下げようと努力しています。今回公開されたのは回収に向けた試験(訓練)を撮影したものです。


これは実際の映像です。フェアリングはロケットから分離されたものではなくヘリコプターで持ち上げて投下させたもので回収船であるMr. Stevenでキャッチする試験です。映像ではキャッチに成功したと思いきや落下し回収に失敗した様子が確認できます。


こちらは先月末に実施された同じ試験です。こちらではパラフォイルを広げ落下するフェアリングを回収する映像になっています。こちらの試験も失敗しており、現時点で同様の試験でも回収に成功したことはありません。

フェアリングは洋上に落下してしまうと腐食し使い物にならなくなるとしてできれば空中キャッチする方向で進めていたものの、昨年12月には洋上に落下してしまったものをすばやく回収し洗浄することで再使用することを考えているとも報じられていました。ただ映像からもスペースXとしては空中キャッチをあきらめていないらしく、回収に向けた乗員らのスキルを上げていくことを続けています。
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