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海外の軍事系ニュースサイトによると、今月6日ドイツ政府とフランス政府は次世代戦闘機に関して共同開発に向けた契約を交わしたとし、現在運用されている主力戦闘機の後継機として機体開発を進めるとしています。

Defence BlogによるとFuture Combat Air System(FCAS)と呼ばれる次世代戦闘機開発プログラムに関してドイツとフランスの両政府は史上初の契約を交わしたと報じています。この契約に基づき今後2年間の研究開発が進められるとのことです。

France, Germany sign Joint Concept Study contract for Future Combat Air System – Defence Blog

このFCASはドイツが運用しているユーロファイター・タイフーンと、フランスが運用するラファールの後継機として位置づけられる戦闘機を開発するというもので、将来的にはユーロファイター・タイフーンを導入している他のEU各国にも導入を目指しているものと考えられます。

フランスは昨年10月にEURONAVAL 2018でダッソー社が開発を目指すというNext Generation Fighter(NGF)という機体のモックアップを展示しています。今回ドイツと共同開発する機体についてはどのようなものになるのか不明なのですが、NGFに関してはステルス性能を備えている他、高度に統合されたネットワーク能力、さらにレーザー兵器などの新しい兵器が載されているとしています。また人工知能を登載しており、このような特徴から第五世代戦闘機というよりも第六世代戦闘機に分類されるともいわれています。

▼EURONAVAL 2018でダッソー社が発表した次世代戦闘機(参考)
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導入時期については不明なのですが、ユーロファイター・タイフーンやラファールの引退時期から考えて2035年から2040年代になると考えられています。

現在、次世代戦闘機開発はアメリカのように単独で開発する場合と、友好国同士が共同開発する例があります。現在、世界の次世代戦闘機開発は第五世代戦闘機と第六世代戦闘機の丁度分かれ目のような年代に入っており、日本が開発を目指す次世代戦闘機はこれまで発表された性能から見るとF-22やF-35のような第五世代戦闘機、もしくは第六世代戦闘機以下に分類されていると考えられます。

一方、レーザーや人工知能を登載するような高度な第六世代戦闘機はアメリカやイギリスでも既に開発が発表されており、イギリスについてはテンペストという機体について日本との共同開発に興味を示しているとも報じられていたことがあります。それぞれの開発についてはFCASにスペインが参加するとの一部報道があります。一方イギリスのテンペストについてはイタリアやエアバスが参画するなどとも報じられています。
英国 第6世代戦闘機『テンペスト』、モックアップを一般展示 : ZAPZAP!

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