image_151

アメリカがINF条約(中距離核戦力全廃条約)を破棄すとロシア側に通達し事実上破棄されることになっったのですが、この発表以降としては初の弾道ミサイル試験として米軍空軍はミニットマン3の発射試験を行ったと報じられています。(写真は参考資料)

韓国メディアニューシスによると、米軍やロシア軍の発表として今月5日と6日にアメリカ軍とロシア軍の双方が射程1万kmを超える大陸間弾道ミサイルの発射試験をそれぞれ実施していた内容を報じています。

INF 탈퇴선언한 미·러, ICBM 시험발사로 '맞불' :: 공감언론 뉴시스통신사 ::

5日に行われたのはアメリカ空軍による地下発射型の大陸間弾道ミサイル『ミニットマン3』の発射試験で、同日午後11時01分頃カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地からミニットマン3を発射したとし、西側に飛行した飛翔体は6,760km飛行し太平洋にあるマーシャル諸島に試験場に着弾したとしています。今回の発射に関してアメリカ空軍は「予定された飛行経路に沿って発射され、機器類が正常に動作され各種センサーのデータを収集することができた」とのこと。

▼ミニットマン3(CG)

ミニットマン3の発射試験は2019年に入ってからは始めて実施されました。同ミサイルは毎年発射試験が行われており去年は3回実施されています。ミニットマン3はアメリカが運用する唯一の大陸間弾道ミサイルで重量が35トン、飛行速度はマッハ23、射程は1万3000kmです。


一方ロシア国防総省は今月6日午前11時31分頃、プレセツク発射場から大陸間弾道ミサイル『RS-24 Yars(NATOコードネーム SS-29)』の発射試験を行ったとし「カムチャツカ半島の目標に命中した」と発表しました。
RS-24はロシア軍が複数運用する大陸間弾道ミサイルの1つで、先端に複数の核弾頭を登載可能な多弾頭大陸間弾道ミサイルになります。車輌もしくは地下発射型で重量は49トン、飛行速度はマッハ20、最大射程は12,000kmに達します。現在列車から発射するタイプも開発中とされています。

▼RS-24 Yars

発射された弾道ミサイルは射程が500~5000kmの陸上発射型弾道ミサイルを制限するINF条約には違反しないミサイルです。INF条約は今月1日アメリカがロシア側に「条約に違反するミサイル・発射台・及び関連の装置を撤廃しなければ6ヶ月後に条約から脱退する」と表明。ロシア側はその翌日にINF条約への参加を中止すると発表しました。この条約は今年中にも条約は撤廃されることになります。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!