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海外メディアによると、インドとパキスタン双方が領有権を主張するカシミール地方で27日、パキスタン軍がインドの戦闘機を撃墜したと報じています。

The News Internationalによると現地メディアが報じた内容として27日10時5分頃、カシミール地方のBudgamという地域で2機のインド軍機が墜落し、2人のパイロットが死亡したと報じています。また他の記事ではパイロットが一人現地で拘束されたという報道の他に中国メディアによると地元の民間人1人も死亡したと伝えているます。インド当局の発表としてはパイロット2名と民間人1名が死亡したと発表しています。

Pakistan hits back, shoots down two Indian jets; one pilot arrested | Pakistan | thenews.com.pk |

記事によると、墜落した軍用機はインド空軍の軍用機で同日パキスタン軍が「撃墜した」という趣旨の内容を発表しているとのことです。

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カシミール地方では今月26日、インド軍機がパキスタンの実効支配地域に進入し爆弾を投下したなどとパキスタン側は発表しており、これによりパキスタン側はスクランブル発進していたと報じられていまいした。この爆弾による負傷者はでなかったとされています。

インドが攻撃を行った理由についてはパキスタンに拠点を置くイスラム過激派集団「ジェイシモハメド(JeM)」がインド軍に攻撃を行ったと声明を発表してたことに対しての報復攻撃だったとされ、この報復に対してパキスタン政府は27日に過激派戦闘員に対しインドが空爆を行ったことに対して「対抗措置をとる」と発表しており、今回の出来事はその矢先の出来事だったと考えられます。

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今回の攻撃に関してパキスタン軍は操縦していた2名のパイロットはパキスタンが実効支配地域に一人、もうひとりはインド側に落ちたという表現になっており、状態までは明らかになっていません。

パキスタンは今回の事態を受けて「我々にはこれ以上過激な対応をとる意図は無いが、インド側が反発すうならそれに対応する用意がある」「自衛の権利と能力を実証するために行った」と声明を発表しています。