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太陽系に存在する複数の惑星とそれよりも小さい準惑星。そしてさらに小さい小惑星が太陽系には無数に存在しますが、今年1月にこれまで様々な天体を発見している人物により、太陽系で最遠を公転していると考えられるFarFarOutを発見したと発表されています。

科学誌サイエンスによると、カーネギー研究所の天文学者スコット・シェパード氏率いる研究チームが今年1月、太陽から推定で150億km(約100AU)ほど離れた位置を公転している新たな天体『FarFarOut』を発見したとし先月21日研究内容が発表されました。

Astronomers discover solar system’s most distant object, nicknamed ‘FarFarOut’ | Science | AAAS

現在詳細な観測が実施されておらずサイエンスの記事では太陽から210億km(140AU)離れたところを公転していると紹介されているものの現在はデータの信頼性の低さからこのデータの公表はされていないとのことです。

過去、太陽系から最も離れた位置を公転している天体は昨年の2018年12月に発表されたFaroutという天体で太陽から120AU離れた位置を公転しています。今回、FarFarOutの発見に至ったのは、教授らが大雪の影響で予定されていた講演会が中止となってしまい、余った時間を有効活用しようと過去に収集されたデータをから第9惑星を発見しようとデータを解析していたところFarFarOutが偶然にも写り込んでいてたことがきっかけだったといいます。

現時点でFarFarOutとFarOut双方の軌道などは明らかになっておらず未知の天体であることは明らかなのですが、何れにしても私達人類が確認したなかでは太陽系最遠を公転している天体であることは間違いないと考えられます。

今回天体を発見した天文学者スコット・シェパード氏は2014年に直径が約450km、太陽から約12億9000万km、約83AU離れた位置を公転している『2012 VP113』を発見しているほか、2015年10月にすばる宇宙望遠鏡が撮影した写真から『2015 TG387』を発見。2018年7月には木星に新たな衛星を発見しているなど近年成果を次々と上げている研究チームです。ちなみに、FarOutを発見したのもスコット・シェパード氏らの研究チームとなっています。(参考)

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