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「骨の形成を助けるビタミンDを得るには日光浴が有効だ」などとテレビなどで見聞きすることもあるのですが、ビタミンDを作るという意味で窓ガラスから入ってくる太陽光で日光浴をしても実は全く意味がないと報じられています。

必須栄養素のビタミンDは人間の健康にとって重要な栄養素であり、日光を浴びることで生合成することが可能な栄養素としても知られています。生活リズムやスタイルの関係でなかなか日光を浴びることができない人もいるはずですが、「ガラス越しの日光でもビタミンDを作り出せるのか?」という疑問にニューヨーク・タイムズで健康関連のライターを務めるRoni Caryn Rabin氏が回答しています。

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ビタミンDについては食べ物からも摂取することができるのですが、慢性的に不足している人が実はかなり多いと言われています。そこで有効なのは太陽の光に含まれるUVBという315~280ナノメートルの波長の紫外線を肌に当てることでビタミンDを体内で作り出すという方法です。

この季節、寒さや花粉症などの理由で窓ごしで日光浴をされている方も大勢いらっしゃると思うのですが、実はビタミンDを作るという理由で窓ガラス越しの日光浴は無意味であると記事では掲載されています。

そのビタミンDを体内で作り出すことができるのは太陽光に含まれるUVAという波長の紫外線なのですが実は窓ガラスに吸収されてしまうといいます。ホントなのか調べてみたところやはりガラス越しの日光浴は意味がないということが多く記載されており医学界では実は常識ということになりそうです。そのため、太陽光で体内でビタミンDを作ろうとした場合、直接太陽光を肌で浴びる必要があるということになります。

ただ、紫外線の中には肌のシワなどの原因になる紫外線UVA(400~315ナノメートル)、そして日焼けを生み出すUVC(280ナノメートル未満)の波長が含まれており、外での日光浴はお肌を劣化させる可能性があるため顔には日焼け止めクリームを塗るなど対策が必要になってくるものと考えられます。

UVAとUVCをカットしUVBを通過させるガラスというのは販売されていないか。もしかしたら病院などではそのようガラスが採用されている可能性もあるのですが、私達一般住宅では窓を開けるか外で肌を露出させ日光浴をする必要があります。
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