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イギリスのINDEPENDENTなどによると昨年7月、海岸でポテトを食べていた男性がカモメに奪われたことを理由に捕まえ殺害したとして、今月ようやく有罪判決を受けたと報じられています。いったい何があったのでしょうか。

海や山に行くと野鳥に食べ物を奪われないよう注意を促す看板を目にすることがありますが、海外ではこの野鳥が原因で有罪判決を受けた例があると報じています。

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今回有罪判決を受けたのはイギリス西部のウェールズ地方の首都カーディフに住む45歳の男で、2018年7月に日帰り旅行で海まで出かけていたといいます。しかし、観光地でフライドポテトを食べていたところ手に持ったポテトをめがけカモメが襲来。奪われれしまう出来事があったといいます。
その後男性は何を思ったか、奪ったカモメの脚をつかみ力任せに壁に叩きつけて殺害しました。

その様子の一部始終を目撃していた住民がいたらしくなぜそのような暴力行為を行ったのか問いただしたものの「私は野生動物保護違反を破ったことはない」などと口にしたこともあり結果的に警察に通報され身柄を拘束されたそうです。


その後、この男は起訴されたらしく先週火曜日にようやく裁判が行われ有罪の判決を言い渡されました。判決については夜の8時から翌朝8時の12時間、外に出歩くことを禁止するというカモメの件と関係性が薄いような内容になっており、合わせて835ポンド日本円で12万円相当の罰金が言い渡されたとしています。

この判決についてイギリスの動物保護団体RSPCAは「彼のカモメに対する対応は卑劣な行動だ」などと主張し、今回の判決は正当な判決だと話しているとのことです。

最近はサービスエリアやその手のフライドポテトが売っているようなコンビニ、売店付近には監視カメラが備わっていることが多くなっています。当然一般人のスマホなどでも行為が偶然撮影されインターネット上に晒される可能性もゼロではないため、お花見の季節でも多発しそうな野生動物とのトラブル、もちろん人とのトラブルには十分に気をつけたいところです。