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偵察から攻撃まで様々な無人機が運用される現代の戦争。これに関してアメリカ国防総省は輸送機などから空中投下可能な使い捨て型無人機貨物機の試験を実施したと報じられています。

見方に対して物資を補給する手段として早く確実に届ける方法は陸路を使う方法、また空中投下を行う方法があると考えられるのですが、最近米国防総省は国内の物流グライダーメーカーと契約し空中投下し目的地まで飛行するという新しいタイプの無人貨物機を開発したと報じてます。



この無人機を開発したのはLogistic Gliders Inc.で同社ホームページによると安価な無人機になっているといい、1機あたりのコストは11000ドル(120万円)以下とのこと。この機体を搭載可能ななのはC-130輸送機といった輸送機からCH-47、オスプレイで有名なMV-22、MH-60、CH-53などの各種ヘリコプターにも搭載可能なものになっているといいます。

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詳細は不明なのですが、現在開発されている無人貨物機は2機種。LK-1Kはアメリカ海兵隊戦闘研究所により支援されているものといい、全長が3.2m、展開後の翼幅は7.1mで一度に最大で320kgの貨物を搭載することができるといいます。
LG-2K

もう一つは国防高等研究計画局(DARPA)が支援しているものでLG-2Kと呼ばれるものです。こちらはLK-1Kよりも大型になっており全長は3.9m、展開後の翼幅は8.3m、最大搭載量は725kgです。同社によるとLG-2KであればMV-22Bに4機搭載、MV-22Bが燃料満載時であれば2機搭載可能だとしています。


LK-1K,LG-2K

具体的な運用方法はヘリもしくは輸送機から空中投下し折りたたみの主翼が展開します。貨物型無人機は194km/h~250km/hで滑空し着陸方法は2通り。1つは高度200フィート(約60m)未満でパラシュートを展開し着陸する方法。こちらは頭を下側にして軟着陸することで先端を潰し衝撃を緩和させることができるとのこと。
もう一つは胴体着陸する方法です。こちらはパラシュート無しよりも激しい着陸になるもののパラシュートを別途搭載する必要がないためより多くの荷物を輸送できるとのこと。例としてLK-2Kではパラシュートを搭載した場合は貨物スペースが1立法メートルまで減少してしまうとしています。

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従来この手の物資を前線に届けるには輸送機が使用されていたと考えられるのですが、海兵隊が活動しているような戦場では敵の防空戦力が残っている場合があり低速で飛行する輸送機やヘリには脅威になることは間違いありません。そこで後方から貨物無人機を展開するとでより安全な運用を行いたいという理由があるものと考えられます。

*抄訳したものを掲載しています

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