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インターネットショッピング大手『アマゾン』は、地球上どこでも利用できる衛星インターネットを構築に向けて3,236基の人工衛星打ち上げを計画していると報じられています。

SpaceNewsによるとアマゾンが計画している衛星インターネットはKuiper Systems(カイパー システムズ)と呼ばれるもので国際電気通信連合『ITU』(International Telecommunication Union)に、すでに計画が提出されているとのことです。

Amazon planning 3,236-satellite constellation for internet connectivity - SpaceNews.com

記事によると、アマゾン側の説明としてカイパー システムズは低遅延かつ高速のブロードバンド接続を可能とする低軌道周回衛星を打ち上げるための新しい取り組みとしており、これはブロードバンドインターネットに接続が難しい数千万人の人々にサービスを提供することを想定した長期プロジェクトとしています。

計画によると打ち上げられる3236基の人工衛星は3つの異なる高度に展開されます。具体的には高度590km~784km、630km~1156km、610km~1296kmをそれぞれ周回する軌道です。現在アマゾンが計画しているカイパー システムズで運用する人工衛星はどの企業が開発するのか、どのロケットで打ち上げるのかまでは回答されなかったとしています。

▼ブルー・オリジンが開発するニュー・グレンロケット


アマゾンといえばCEOジェフ・ベゾスが同じく設立したブルー・オリジンがあり同社は再使用可能な大型ロケットニュー・グレンを現在開発中でありこのロケットを使用した人工衛星の打ち上げを行ってくるのは確実と考えられます。このロケットは2年後の2021年の初飛行を目指しています。ただし、同様の計画を進めているスペースXは既に米国連邦通信委員会に打ち上げの申請を行っているのに対してアマゾンは未申請とのこと。

衛星インターネット網の構築については先程も紹介したスペースXの他にもOneWeb、Telesat、LeoSatが計画しています。スペースXはアマゾンよりも桁が1つ多い12,000基の人工衛星を打ち上げる計画で超高速・低遅延・低価格という夢のようなインターネット網の構築を目指しています。

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