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火薬を燃焼させて砲弾を放つ大砲。その方法は現代も形を変え運用されているのですが、中国では極超音速の発射体を打ち出すことができるレールガンとは方法が異なる電磁プラズマ極超音速発射ガンを開発していると報じられています。

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NextBigFuture.comによると最近、戦車から極超音速の発射体を放つことが可能な磁化プラズマ砲の開発に取り組んでいると報じており、具体的な運用方法は明らかになっていないものの、中国では2015年に国家知的所有権庁に特許を申請していることが明らかになっているとしています。

特許によるとこの大砲はレールガンとは大きく性質が異なっており、砲身は磁性素材から作られており砲身の内側には磁場を作り出すための磁場発生機が搭載されているといいます。発射体を打ち出す際には砲身内部はガスにより高温高圧の環境になり電離しプラズマに変化することで、最終的に発射体を打ち出すことができるとのこと。

スペックとしては発射体の初速(砲身から飛び出す速度)はマッハ6を超えるとしており、アメリカのレールガン(マッハ7)よりかは劣るとしています。ただ、レールガンの欠点は発射体を打ち出すために発電機と電力を蓄える蓄電池が必要であり、現時点で運用可能なのは艦砲など船体に搭載するに限られています。

▼軍事大手BAEシステムズが開発した艦砲用の155mm単装砲
電磁レールガン_1

▼磁化プラズマ砲であれば戦車や自走砲に搭載可能としている
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一方磁化プラズマ砲であれば戦車や自走砲に搭載可能であり、例として既存の155mm榴弾砲に搭載した場合、従来の射程30~50kmから100kmほどにまで伸ばすことができるとしています。またプラズマ層ができることで従来の砲弾に比べ摩擦が低下し、より正確に打ち出す事ができる他、寿命のある砲身に関しても耐用年数を伸ばすことが考えられるとのことです。
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