F-35A

現在配備されている機体としては最新鋭のステルス戦闘機F-35。配備が間もないこともあり実戦経験はほとんど積んでいないないのですが、先月末米空軍はF-35Aを用いて初の空爆任務を実施したと報じられています。

Defense Newsによると、米空軍中央司令部によると先月末、イラク国内でISISが作ったトンネルネットワークと武器庫に対し、F-35Aを用いた同軍初の空爆ミッションを実施したと発表したと報じています。

US Air Force conducts airstrikes with F-35 for first time ever

記事によると空爆はイラク北東部のワディ・アシャイで実施されたとしています。実はこの地域に関してアメリカ中央司令部の発表として「ISISの戦闘員が軍需品や装備品、人員を移動させようとしている」とし、イラク軍と共同で軍事作戦を実施していたといいます。

今回の攻撃についてはハムリン山脈に設けられたトンネルと武器庫を攻撃するためJDAMという通常爆弾に精密誘導装置を搭載した兵器を用いて攻撃を行ったとのことです。作戦に投入されたのは2機のF-35A。ユタ州ヒル空軍基地に所属している部隊で、今年4月15日にアラブ首長国連邦のAl Dhafra空軍基地に派遣されていた機体だったとしています。

実戦でF-35を用いた例はこれまで数例しかなく、世界初の例としてイスラエルのF-35I(F-35A)で2018年5月、同年9月にはアメリカ海軍(海兵隊)の垂直離着型のF-35Bを用いてタリバン相手に夜間爆撃機を実施しています。ちなみに世界初の実用ステルス戦闘機で知られるF-22の初の実戦経験は2014年9月となっており、いずれも空対地攻撃となっています。

▼左からF-35A、B、C
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F-35はA型、B型、C型の3つのタイプが開発されており、A型は通常の滑走路で運用する空軍型、B型は主にカタパルトを用いない強襲揚陸艦から短距離・垂直離着陸も可能な海兵隊型、C型は空母からカタパルト射出に対応した海軍型となっています。

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