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国連による制裁決議により輸出入に制限が加えられている国、北朝鮮。この国に関して国連世界食糧計画(WFP)及び食糧農業機関(FAO)は国内の食糧生産量に関して、あくまでも推定として過去10年で最低を記録しているなどと報じられています。

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韓国メディア連合ニュースによると、最近発表された『北朝鮮の食糧安全保障の評価』というWFP、FAOが製作した報告書によると、北朝鮮における2018年の国内食糧生産量は約490万トンと推定され、2008年以降最低を記録していると報じています。

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その理由に関して昨年は長期間の干ばつと異常な高温、極端な洪水という気象条件が重なったこと、そして農業生産に必要な投入要素の制限が理由で特に秋以降に深刻な影響が多かったなどとしています。まず気象に関しての補足として、北朝鮮では昨年7~8月は降水量が多くなるものの、雨が降らない日が続いたといい気温も40度に達するなど、異常な高温が長期間発生。さらに洪水が発生し農地に深刻な打撃を受けたとしています。

また報告書によると食糧生産量の低下は北朝鮮が世界から受けている国連の制裁決議にも理由があるとしており、燃料や肥料、機械、そして部品など農業生産に必要な項目まで輸入が制限されていることにあるとしており、貯水池の水の排出しようにもポンプを動かすための電力がなければその電力を作る燃料もないとしています。肥料に関してもリン酸と炭酸カリウムの国内供給量は5年平均よりもそれぞれ70%、50%減少したとしています。


これに対して北朝鮮政府は「食糧事情の悪化の一因は経済制裁にある」などと主張しており、国際社会に支援と制裁の解除を求めているとのことです。

この資料に関しては食糧事情の現地調査を行い結果をまとめたものになります。問題はこの資料を作るにあたってどの程度時間をかけて現地調査が行われたのか、その元とまるデータの出処はどこなのか、また信憑性があるものなのかは正確にはわからないという点です。

北朝鮮は食糧問題を出して経済制裁の解除を訴えているものの、そもそもこの制裁は北朝鮮自身が作り出したものあり制裁解除を国際社会に求めなくても北朝鮮が自ら行動次第では明日にでも解決する問題です。
その一方で未だに国連の制裁を無視し続け国際社会に対して敵対的な発言・行動を取り続けているということに対しては何も主張していません。従って、核開発や弾道ミサイル開発を続ける余力がある以上は制裁を継続しつづけることが北朝鮮と国際社会にとって最良の処置であり、責務であることは間違いありません。
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