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昨年、韓国では寝具や身に付ける製品にマイナスイオン効果があるなどと非科学的な謳い文句をつけて販売されていた製品から肺がんを引き起こす原因になるラドンを放出していた問題で、先日再びモナザイトという鉱物が含まれた製品が確認されたとして回収命令が出されたと報じられています。

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韓国メディアSBSによると、韓国の原子力安全委員会は国内の3つの企業が販売していた5つの電気マット製品からモナザイトという鉱物が含まれ放射線安全管理法で定められた安全基準値(年間被ばく線量1mSv)を超えている放射線量が確認されたとしてメーカーに対して回収命令を下したと報じています。

"끝나지 않은 라돈 사태"…'라돈 침구·매트' 또 발견

▼KBSのNews番組、映像では5種の電気マットと枕の1種で基準値を超える製品が見つかったとしている。

今回検出されたのは、昨年ラドンベッド騒動でも問題となったモナザイトという鉱物で、記事によるとモナザイトには天然の放射性原子核であるウランとトリウムが約1:10程度の割合で存在しており、ウランが崩壊するとラドン、トリウムが崩壊するとラジウムがそれぞれ生じます。

被ばく線量に関しては原子力安全委員会が行った調査によると製品から高さ2cmのところで計測したデータとして、1日10時間の使用したと想定した換算で年間被ばく線量が3.7~16.1mSv/yが測定されたとしています。ちなみに何を基準に10時間という時間を出したのか、何故2cmの高さなのか、測定されたのは放射線はどれなのか、線量はウランなのかラドンなのかトリウムなのかその全てなのかまでは記載されていません。回収命令が出された製品は2016年8月から最近まで販売されていたもので合計で1,911個が販売されていました。

韓国では国内外で製造された製品にモナザイトを意図的に混入し販売するケースが相次いでおり、このような製品を規制する『生活周辺の放射線安全管理法』を改正したものが今年7月に施行するとしています。昨年回収されたラドンベッドは合計で7万個に及ぶものの処分方法は未だに決まっておらず今年後半にも方針が示されるとのことです。

韓国は地盤の関係で放射性気体ラドンが生じており日本ではほとんど行われていないラドンの検査が行われたり計測器を無料でレンタルすることができます。

ラドンについては国際がん研究センター(IARC)がグループ1の発癌物質とし、肺がんを誘発する原因に指定されています(グループ1の中には太陽光、日焼けマシーン、アルコール飲料、加工肉等にも発がん性があるとしている)。
また国立がん研究センターによるとヨーロッパにおける肺がん死亡の約9%、すべての死因の約2%が屋内ラドン高値が起因とし、米国においては肺がん罹患の約85%がたばこ、約10%が屋内ラドンとしています。
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