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垂直離着陸することができる性質からありとあらゆるところで救助用に使用されているヘリコプター。先日、西インド諸島で沿岸近くで救助を行っていたヘリが救難者を釣り上げた状態で送電線に接触するという極めて危険な事故の様子が撮影されました。

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事故があったのは2019年4月3日、カリブ海東部のフランス領アンティルでフランスの民間防衛部門であるSécuritéCivileが運用するユーロコプターEC145が、陸から200m沖合で救助活動中に救助隊と救助者を釣り上げた状態で飛行中に海上に張られた送電線に接触。激しく火花が飛び散りケーブルを直ちに切り離し救助隊と救助者を洋上に落とすという一連の様子が撮影されました。



映像で分かるように送電線と接触後ウィンチケーブルが切り離されるというめったに目にできない様子も撮影されているのですが、これは飛行技術によりケーブルが切断されたとしており、その後陸まで泳ぎついだとしています。

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実はこの手のヘリには送電線などとの接触が予想されるためいくつかの装備が搭載されています。その一つとして送電線であれば電気が流れ磁場が生じてるためそれを感知しパイロットに警告するようなシステムがあるそうです。

そしてヘリに送電線やケーブルが接触して場合墜落を防ぐため物理的に搭載されているものとしてWSPS(Wire Strike Protection System)がコックピット付近に搭載されていることがあります。WSPSはいわゆるワイヤーカッターになっており、接触してしまった場合これを切断することで墜落を防止します。

低空で活動することが多いヘリコプターは特に山間部に張られたケーブルなどに接触する事故は今回の動画のように発生しており、世界で運用されている民間及び軍事用ヘリにおけるワイヤーストライクはヘリコプター事故の5%を占めているとのことです。
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