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先月、制御不能に陥り月面に墜落したイスラエルの人工衛星に関してアメリカ航空宇宙局(NASA)は月を周回する探査機が撮影した写真から墜落地点とその残された痕跡を発見したと発表しました。

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Space.comによるとNASAの発表として先月11日イスラエルの民間企業スペース ILが開発した『ベレシート』と名付けられた無人探査機が世界初の民間による月面着陸を実施しようとしていたものの墜落した件に関して、NASAはルナー・リコネサンス・オービターという月軌道上を周回する探査機を用いて墜落地点の撮影に成功したと発表しました。

Moon Crash Site Found! NASA Probe Spots Grave of Israeli Lunar Lander | Space

記事によると、墜落地点の画像は4月22日に撮影されたものでベレシートが墜落したと考えられるところには過去に撮影された写真には写っていなかった幅10mほどの黒っぽいシミのような痕跡を発見しました。

▼衝突前の画像
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▼衝突後の画像
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NASAによるとベレシートは月の地表に対して8.4度という浅い角度で墜落したと話しており、ルナー・リコネサンス・オービターは月の地表から約90kmの地点から搭載された機器により観測を行った結果、墜落地点にはクレーターといえるほどのくぼみは検出されなかったとしています。探査機の質量が小さかったことや浅い角度で墜落したことなどの条件により小さいくぼみができた程度ではないかと話しているそうです。

NASAは現在ベレシートに搭載していたLunar Retroreflector Array(LRA)というNASA製の反射鏡をルナー・リコネサンス・オービターにより探しており、非常に頑丈に作られていたことから今回の衝突でも破壊されなかった可能性があるとしています。
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