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アメリカが2024年末までに再び有人月面着陸を実施することに関してまだ決まっていない月着陸船の開発に関してNASAは11社の企業に対して開発を打診していたことが明らかになりました。

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アメリカは今後、今年を含めわずか4年程度の開発期間で、月面に宇宙飛行士を送り届ける有人月着陸船の開発を行うという非常に困難な計画を進める必要があります。これはトランプ政権が少なくとも実施はしないとしていた月着陸船を再び行うと発表し更に実施時期を4年あまり前倒ししたことに理由があるのですが、今回この月着陸船開発『アルティミス計画』に関して打診された企業を紹介していきます。

・エアロジェット・ロケットダイン
・ブルー・オリジン
・ボーイング
ダイネティクス
・ロッキード・マーティン
・マステン・スペース・システムズ
・ノースロップ・グラマン
オービットビヨンド
シエラ・ネヴァダ・コーポレーション
・スペースX
・SSL
以上11社です。

今回開発を打診された企業に関してはNASAから合計で4550万ドルが支給されており、今後6ヶ月の時間をかけプロトタイプの研究・開発に費やすことになっているとしてます。



ミッション計画はこのようになっています。まず2024年までに月を楕円軌道で周回する小型の宇宙ステーション『ゲートウェイ』を打ち上げ建設します。各モジュールは最終的な形状ではなく、有人月面探査を実施するためにこの時点では必要最低限の規模となります。そして、アルティミス計画で契約した企業の着陸船をこのゲートウェイにドッキングさせます。

▼ゲートウェイ。画像は月でのミッションを終えゲートウェイに帰還した時のイメージ
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この間、現時点ではゲートウェイの設置から月着陸船の打ち上げは合計で5回のロケット打ち上げを実施します。最初の打ち上げは2020年後半もしくは2021年初頭までに実施。月着陸船を用いた月面着陸は2028年まで実施するとしています。

着陸船についてはNASAは使い捨てではなく燃料補給を可能とすることで再利用することを求めており、一度ゲートウェイという宇宙ステーションを経由することなど過去に実施されたアポロ計画とは大きくことなっています。

残り少ない期間で確実に月着陸船を開発できる企業というのは11社の中でも非常に限らてくると考えられ、個人的な予想では既に開発を発表しているロッキード・マーティン(アーリー・ゲートウェイ)もしくはブルー・オリジン(有人版ブルームーン)のどちらかが選ばてくるものと考えられます。いずれにしてもこのような着陸船の開発を行える企業が11社もあるというのはさすが技術大国アメリカといったところでしょうか。
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