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金属価格の高騰を受け相次いだ金属泥棒。蛇口から側溝の蓋まで様々な金属が盗まれるれる事件がよく報じられていましたが一方ロシアではそのような理由があるのか、なんと鉄橋がまるごと盗まれるという前代未聞の出来事があったと報じられてます。

詳細は不明なのですが、鉄橋が盗まれたのはロシアの北西部、フィンランドと国境を接するムルマンスクでコラ半島にあるウンバ川に架けられ現在は運用されていなかったという鉄橋だったとしています。

盗まれた鉄橋の距離は全長23m、重さにして56トンあまり。ロシア当局は盗難事件として盗まれた鉄橋の行方を調べているとのことです。

▼盗まれる前の鉄橋
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▼盗まれた後の鉄橋
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地元住民によると数回にわけて鉄橋は盗まれたとしており、鉄橋部分が何らかの方法で破壊されその残骸が川に落下していたもののその残骸は数日後には無くなっていたとのことです。

▼鉄橋の残骸。最近撮影された写真にはこの残骸が見当たらない
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ちなみにロシアでは2016年1月、高速道路に使用していたアスファルトを盗み売っていた人間が逮捕されています。この人物が盗んだアスファルトの量は破片にして7000個以上で、距離にして約50km分と考えられています。