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先月北朝鮮が発射した数発の飛翔体に関して米国議会図書館議会調査局(CRS)は報告書で短距離弾道ミサイルだったとしており発射の理由は各種試験だった可能性があるとしています。この飛翔体については韓国政府やアメリカのトランプ大統領らは弾道ミサイルとは公には認めていないという理解しがたい状態が続いています。

韓国メディアNews1によると、今月6日アメリカ議会調査局(Congressional Research. Service CRS)が発表した『北朝鮮の核弾道ミサイルプログラム』という報告書で「今回(先月)発射されたミサイルはKN-23短距離弾道ミサイル(SRBM)で、固体燃料と誘導装置の開発のため発射したようだ」と記載されていたことが明らかになりました。

"北, 고체연료 개발 위해 지난달 탄도미사일 쐈다"

報告書では「弾道ミサイルの固体燃料エンジンは液体燃料エンジンよりも化学的により信頼性の高い」とし「北朝鮮政権が固体燃料エンジンの運用に方向性を変える進展があったものとみられる」と指摘しています。また北朝鮮が東倉里(トンチャンリ)のミサイル基地である西海(ソヘ)衛星発射場のエンジン燃焼試験台などの施設の解体作業が昨年8月まで確認されていたことに関しては「固体燃料エンジンをテストすることで液体燃料エンジンに関する発射場はもはや必要がないのではないかという意見もでている」としています。


▼5月4日に発射した飛翔体
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▼5月9日に発射した飛翔体
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ルイス局長によると「北朝鮮のミサイルは、ロシアの『イスカンデル』とは異なり、円錐形のミサイル上部から下部に続く長い管がある」とし「核弾頭を搭載することができ、韓国のかなりの部分を射程距離に置くことができる」と説明しています。

またミドルベリー国際学研究所の核不拡散専門家のジェフリー・ルイス研究員は5日に発表した報告書で「北朝鮮が先月発射した短距離ミサイルは、昨年2月に北朝鮮軍事パレードに登場したKN-23ミサイルと同じである」としています。

▼2018年2月の軍事パレードで固体燃料の新型弾道ミサイルと噂された兵器。KN-23と名付けられたのは2019年5月の飛翔体発射後。イスカンデルとは異なるとしているもののベースとなったのは間違いない。
KN-23

また今回の報告書によると「北朝鮮の正確な核弾頭数について公式には明らかになっていない」としつつ一部の専門家からは「北朝鮮が現在までに約35個の核兵器を作ることができる核物質を生産しており、さらに1年に7つの核弾頭の生産が可能な核物質を生産しているものと推定している」とのことです。

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