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数年前から台湾で話題になり日本でも食べられるようになったタピオカ。独特の食感が病みつきになりますが、中国で先日このタピオカを食べ過ぎたことで胃や腸が詰まるという恐ろしい出来事があったと報じられています。

韓国のフィナンシャルニュースによると先月28日、中国浙江省の14歳の少女が腹痛を訴え病院に運ばれ診察の結果予想外のものがお腹から見つかったと報じています。

복통 호소하던 소녀.. 뱃속에서 발견된 '버블티 펄' 100개 - 파이낸셜뉴스

記事によると医療スタッフにより少女は腹部のCT検査が行われ診察された結果、胃と大腸に何百個もの未消化状態のタピオカが確認され深刻な便秘を発生させていたことが明らかになりました。少女によるとここ5日ほどお通じがなかったとのこと。

▼実際のCT画像
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少女によると腹痛が始まる前に「タピオカ入りの飲み物を一杯飲んだだけ」と話しているものの担当医師によると「深刻な状況をみても少なくとも普段からかなりの量のタピオカを飲んでいたのではないか」と推測しているとのこと。また少女の親は普段からタピオカミルクティーを多く飲んでいることを注意されていたといい隠れて飲んでいた可能性もあるとしています。

タピオカは一般的にイモ類のキャッサバなどのでんぷん製品から作られており実は消化はそれほどよいものではないそうです。また種類によっては独特の食感を強めるため膨張剤や添加物を入れる例もあるとしており毎日のように大量に摂取した場合は消化器官をつまらせる可能性もゼロではないと考えられます。

レストランや観光地など、ショッピングセンターで売っているような少量のタピオカミルクティーを飲む程度であれば問題はないと考えられるのですが、特に小さい子供に与える場合はその量には注意が必要になってくるかもしれません。