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今月15日韓国東部、北朝鮮との境界から直線距離で130km離れた三陟港まで侵入できた件について、詳しい時系列が掲載されているサイトを発見したので紹介していこうと思います。実はこの亡命船、北朝鮮最北東部からやってきたことも明らかになりました。

韓国のニュースサイト『ZUM』は『북한 목선 귀순』と呼ばれている今回の事件についてかなり詳しく時系列を掲載しており、簡単に紹介していこうと思います。北朝鮮の船舶は韓国の港に入港する前日から数キロ沖合で停泊し続けてNLLを超えてから57時間あまり発見されなかったなど予想外のことがいくつか掲載されています。

정경두 고개 숙이게 한 '북한 목선 귀순' 사건의 전말

▼三陟港の埠頭に接岸した当該船舶と北朝鮮人。この装備と服装、荷物の量で6日も航行できたのかは不明。燃料は船内に収められているのか補給用の燃料タンクなどは見受けられない。
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記事によると北朝鮮船舶に関しては全長10m、幅2.5m、重量1.8トンで28馬力のエンジンを搭載していたとのことです。韓国当局はエンジンが壊れ漂流していたと発表しているもののエンジンは正常に動いていたことが現場の監視カメラの映像から明らかになっています。

この船舶が北朝鮮の港を出向したのは6月9日(日)で北朝鮮最北東部『咸鏡北道』から出向し、12日(水)の21時ごろにNLLを超えたとしています。13日(木)午前6時ごろに鬱陵島東北方約55㎞の海上で停泊。同日20時に天候が悪化したことで漂流したと掲載されています。

以降韓国の陸地方向に進路をかえ航行をはじめ、埠頭に到着する前日の14日(金)午後9時頃に三陟港沖合の東側4~5kmに到着。その日は接岸せず停泊していたとのこと。なぜ停泊したのかは明らかになっていないのですが夜間に港に近づいた場合、韓国軍から攻撃を受ける可能性を考えたのではないかと分析されています。そして15日(土)、早朝にエンジンを動かし午前6時20分に三陟港の埠頭に到着したとのことです。

▼出港位置などの目安。実際の航行経路とは異なると考えられる。
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▼入港した北朝鮮船舶と当局に曳航される様子


最初に通報した住人なのかは不明なのですが、15日午前6時50分頃港を散歩していたところ住人に発見されそのとき北朝鮮人と会話をしていたとのこと。会話の内容は「どこから来たの?」と訪ねたところ「北朝鮮からきた」と答えたとしており、その1人は「ソウルに住む祖母と電話がしたい」と話し携帯電話を貸してほしいと頼まれたとしてます。実際に携帯電話を貸したのかは記載されていません。
その後、海洋警察庁の警備艇により曳航されたのは当日午前7時35分頃とのことです。

三陟港に到着後3日目となる18日に船舶に乗っていた4人のうち2人が亡命し、残り2人は北朝鮮への送還の意思を明らかにし板門店を通じて北朝鮮に渡りました。亡命の意思を明らかにした1人は船長で家庭の不和を理由を口にしており残りの1人は韓国映画を見たらしく北朝鮮当局に摘発され処罰されるのが怖いという理由で亡命を決心したとしています。

*抄訳したものを掲載しています

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