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日本では当たり前のように細かく分別されているゴミ。このような分別は中国ではめずらしくその考えが無いことから日本で暮らす外国人らのゴミの出し方でトラブルの原因になることがあります。しかし、最近中国の大都市圏では日本のようにゴミの分別が行われるようになり、分別せずにゴミを捨てた場合は罰金が課せられる場合もあるとしています。

中国上海で今月1日より施行されたのは『上海市生活垃圾分类管理条例』、日本語で上海市生活ごみ管理条例などというゴミの分別に関する条例です。上海市ではこの条例により生活ごみに関しては『回収可能なごみ』『危険なごみ』『水分(湿気)を含んだごみ』『乾いたごみ』の24種を4つに分類されることになりました。

别学错!广州版垃圾分类指引长这样,不叫“干垃圾”“湿垃圾”

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この条例では分別してゴミ捨てを行う以外にも個人が分別をせずにゴミ出しをした場合は最高で200元(約3,200円)が課せられる他にも、分別されたゴミをごちゃまぜにして輸送するなどした業者に対して最大で5万元(約80万円)の罰金が課せられる条例となっているとのとです。

上海市では6月の時点で同様の分別が始まり、市内でも種類ごとのゴミ箱が設置されているといいます。特に生活圏ではゴミ出しでトラブルが生じないようボランティアを派遣し分別作業が行われているとのことです。

他のメディアによると、現在中国では上海市と同じように北京市や広州などの都市でも分別が行われており中国では今後ゴミの分別が本格化していくことになるとのことです。

条例により上海市ではゴミの分別が強化されたことでゴミ箱が大量に必要になっており一部地域では住民らに無料配布されている他、2個以上購入すると30%引きになどのサービスが始まっているとのことです。