AS-12(ロシャリク)

今月1日、ロシア国防省によると北極圏に位置するバレンツ海にて海底調査を行っていた潜水艦が火災を起し14人が死亡する事故があったと伝えました。この事故を起した潜水艦については原子力潜水艦だったとも報じられていたのですが、詳しくはAS-12というもので、原子力弾道ミサイル潜水艦を母艦にする船体であることが明らかになりました。

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中国の環球網軍事版によると今回火災事故を起したとされるのはロシアメディアの情報としてロシャリクと愛称がついている『AS-12』という原子力推進の深海潜水艦であることが確認されたとしています。

出事深潜器系俄最神秘装备 真身是艘微型核潜艇_军事_环球网

▼AS-12
AS-12(ロシャリク)_2

AS-12についてはロシア海軍の中でも最も謎めいた潜水艦の一つとしており、1990年以降に存在が確認されたもののその詳細はほとんど公開されていないとしています。明らかになっているスペックとしては排水量は2000トンで水中での移動速度は30ノット、全長は60m~70m程度、幅は7m程度です。深海潜水艦と呼ばれていることもあり、通常の攻撃型潜水艦などでは到底到達することができない6000mまで潜ることができると言われているものの公式の情報ではなく事実とは異なる可能性もあります。
また潜水した状態で1ヶ月間航行し続けることができ、内部には25人の乗組員が搭乗してると言われています。

▼BS-136(下側)とAS-12
AS-12(ロシャリク)_1

AS-12の運用についても非常に特殊なものとなっており、ロシア海軍が現在運用する原子力弾道ミサイル潜水艦『デルタIII型原子力潜水艦』を改装しBS-136を母艦にしていることが明らかになっており、AS-12はデルタIII型原潜の下側に抱えられるように搭載されています。
また通常AS-12はロシアの北西部、コラ半島一帯に基地を持つ北洋艦隊に配備されているとのことです。

▼デルタIII型原子力潜水艦
デルタIII型

事故を起した当該潜水艦は回収されたムルマンスク州セベロモルスクの海軍基地に入ったとしており、CNNなどの海外メディアによると放射能漏れなどの異常は今のところ観測されていないとしています。


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