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海外メディアによると先日デルタ航空の旅客機で飛行中にターボファンエンジンのノーズコーンが脱落し、エンジンの前方部分でに脱落するという非常に稀な航空事故が発生したと報じられています。

現地時間8日、デルタ航空のアトランタ発ボルティモア行の国内線で機体後部に搭載された左側のエンジンで不具合が発生し部品の一部が脱落。あろうことかその部品がエンジン内に脱落し火花を撒き散らすという事故があったと報じています。

事故を起したのは旧マクドネル・ダグラスが開発したMD-88という機体後部に2基のターボファンエンジンを搭載している機体で、海外メディアによると離陸した約1時間後、機内に大きな音が響き渡り客室内に煙が侵入。空調が止まった(手動停止?)ことで機内温度が上がるなど問題が発生したといいます。
こちらが乗客により撮影された映像です。搭載されているエンジンはプラット・アンド・ホイットニー JT8D-217A/CというものでJT8Dは1960年代に製造が開始されており、以降ボーイング737や727、航空自衛隊の輸送機C-1にもJT8Dシリーズが搭載されています。
シリーズ全体ではこれまで14,000基以上が生産されており、累計飛行時間は15億時間にも達しているとされ信頼性の高いエンジンになっているものと考えられます。

▼JT8D-17A
JT8D

事故について事故原因は明らかになっていないのですが、事故機はノースカロライナ州の空港に緊急着陸し乗客らは別の機体で目的地に向かいました。デルタ航空は今回の事故を受けて乗客に対して30ドル分の食事割引券を提供したとしており、場合によっては墜落していた可能性もあり恐怖を体験した乗客からは補償内容に不満の声が上がっているとのこと。

▼事故を起した同型機
MD-88

不具合を発生したエンジンについては着陸後直ちに取り外れ交換されたとしており事故からわずか2日後の10日午前には運行を再開したとのことです。

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