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北朝鮮で何度か建造が噂されていた新型潜水艦に関して北朝鮮メディアは、金正恩委員長が『新たに建造した潜水艦を視察した』という内容を写真付きで報じていることが明らかになりました。この潜水艦には潜水艦発射弾道ミサイルを複数搭載できると考えられています。

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韓国メディア連合ニュースによると、今月23日北朝鮮の国営通信社『朝鮮中央通信』は金正恩委員長が新たに完成した潜水艦を視察し、「作戦戦術仕様と武装戦闘システムを具体的に把握した」とし「東海(日本海)作戦水域での任務を遂行することになり作戦配備を控えている」と述べたとしています。

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連合ニュースの内容についてはこのような報道だけになっているのですが、まず北朝鮮では戦車や航空機が映像として出ることはあっても潜水艦についてはほとんど公になることはありません。今回このように報じられたのは極めて異例なのですが、その背後には軍事的な意味合いとアメリカとの非核化協議を優位に進めたいという思惑があることは間違いありません。

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その上で、今回報じられた潜水艦については3000トン級の潜水艦ではないかという分析を韓国メディアでは報じられています。北朝鮮では潜水艦は2000トン(1500トン)級潜水艦である『新浦(シンポ)級』というものがあり38ノースなどによると現在3隻目が建造されているなどと2019年6月に報じられていました。(参考)この新浦級は1発の潜水艦発射弾道ミサイル『北極星1号』を搭載できると言われています。
また2017年には2500~3000トン級の潜水艦が建造されていると報じられていたことがあり、今回はこちらの潜水艦であると考えられます。

▼2015年5月に試験された北極星1号の発射試験。同年12月にも試験されている。
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北朝鮮の技術から少なくともロシアや中国のような最新の潜水艦に比べ圧倒的に劣るものと考えられ、アメリカや韓国、日本が航行中の潜水艦を発見できないということは無いと考えられます。ただ、この潜水艦は核兵器を搭載可能な弾道ミサイルを搭載し洋上または水中から発射することができるため、これまでの陸地から発射されていた弾道ミサイルとは仕様が大きく異なりその脅威は増すことが考えられます。
いずれにしても潜水艦発射弾道ミサイルを正しく運用できるのか何らかの試験を行う必要があるのですが、弾道ミサイルの発射を伴う試験にもなるためどのタイミングで実施してくるのかが今後注目されていくものと考えられます。
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