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韓国の複数メディアによると、排水量3万トン級の軽空母の建造を目指すとして『大型輸送艦II』という事業を推進していく決定が行われたとしています。関係者によるとこの軽空母は今後10年ほどで建造できるのではないかと話しているとしています。

韓国メディア連合ニュースが今月22日に報じた内容によると、12日韓国軍の朴漢基合同参謀本部議長および陸海空軍の参謀総長、海兵隊司令官などが出席した合同参謀会議が開かれ、その場でF-35Bを十数機運用できる軽空母建造事業の推進が決定されたと報じられています。

軍, 해군 숙원 F-35B 탑재 '경항공모함' 건조사업 추진 | 연합뉴스

この事業は『大型輸送艦II』という事業名になっており、消息筋によると長期計画となったこの事業は今後1年から2年以内にも国防中期計画に反映され、以降13年が過ぎれば建造されることになると伝えているとのこと。

軍関係者によるとF-35B級の戦闘機を運用できる輸送艦を建造することになったことに意味があるとし、今後の国防中期計画に正式反映されることが当面の課題だとしています。

韓国では2017年末に前国防部長がF-35Bを搭載可能な輸送艦(いわゆる強襲揚陸艦など)の建造に向けた研究に入り、2018年8月に防衛事業庁がヘリコプター揚陸艦(LPH)に未来航空機(ここでいうところのF-35B)を搭載運用するための改造研究という研究に対して入札公告したとしています。これは韓国が配備している独島級揚陸艦1番艦『独島』及び2番艦『馬羅島』を改修し6機ほど運用するという計画になっていたものの結果的に廃案となっていたといいます。

今回建造計画が出された『大型輸送艦II』はどのような艦艇となるのでしょうか。現在保有している独島級揚陸艦は全長199mで排水量は約1万9000トンです。一方大型輸送艦IIで建造される軽空母は排水量が3万トン以上とし全長などは不明なのですが、一部メディアによると全長は260mで排水量は約4万トンとも報じられています。

▼大型輸送艦IIと同じ規模のタラワ級強襲揚陸艦
タラワ級強襲揚陸艦

比較として同規模の強襲揚陸艦はアメリカ海兵隊のタラワ級強襲揚陸艦が存在しており、こちらは排水量4万トン、全長は約250mとなっています。また日本最大の護衛艦であるいずも級は排水量は2万6000トン、全長は248mです。
世界の軽空母としてはイタリアのカヴールは排水量27100トン、全長236.5m。クイーン・エリザベス級航空母艦が排水量6万5000トン、全長284m。正規空母としてフランスのシャルル・ド・ゴール級空母は排水量4万トン、全長261mとなっています。

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