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ここ最近、北朝鮮から相次いで弾道ミサイルが発射されていることを受けて、韓国の国防部長官は「私達を脅かす全ての勢力(北朝鮮を含む)を敵と見なさなければならない」などと、今まで北朝鮮は敵とみなしていなかったと取れられるような発言をしていたことが明らかになりました。

韓国メディアSBSによると、先月31日ソウル市内のホテルで開かれた韓国国防研究院(KIDA)主催の「第61回KIDA国防フォーラム」の場で鄭景斗国防部長官は「包括的安全保障概念に基づいて、私たちを脅かすすべての勢力を敵を見なさなければならない」と口にしていたと報じられています。記事によると昨年9月に就任して以降最も強い表現で北朝鮮を非難したと伝えています。

[현장영상] 정경두 "北, 위협 도발한다면 당연히 적"

鄭国防部長官は「韓国軍は国民の主権と領土、国民の財産を脅かし侵害する勢力を敵とみなし、何よりも北朝鮮の核・ミサイルのような直接的な脅威は当然として、潜在的な驚異、超国家的・非軍事的驚異まで対応できる力を備えている」と主張しました。
一連の講演後の質疑応答の過程では「韓国軍の攻撃・防御力は北朝鮮よりも優れている」とし、「北朝鮮は弾道ミサイル能力だけの話をだすものの、私達は弾道ミサイルだけではなく巡航ミサイル、地対地・対艦、空対地など多彩なミサイルを配備している」と話したとのこと。

また最近、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは通常の弾道ミサイルとは異なりより低空を飛行する能力があるとされることについて「迎撃が難しい」と指摘されていることについては「全てのシステムは北朝鮮より韓国が優れている。これ以上国民が不安がる必要はない」とし、このような新型の弾道ミサイルであっても「迎撃は可能だ」と主張しています。

いずれにしても韓国では最近、韓国が主張する独島(日本の竹島)にてロシア軍機が領空侵犯したほか、当時初めて中国空軍とロシア航空宇宙軍による演習が行われていました。そして相次いで北朝鮮が新型弾道ミサイルを配備し試験が続けられたこと、さらに北朝鮮の船舶を発見することが出来ず入港させたことなど国内で軍の対応に疑問視する声もあり今回このような強気の発言がでたものと考えられます。

いずれにしても韓国は北朝鮮とは休戦であり終戦はしておらず国際法上は現在も戦争状態にあります。それにもかかわらず今まで敵と見なしていなかったというこの発言は現政権下の韓国が北朝鮮に対してどのような考えで対応をしているのか表している言葉とも受け止められます。

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