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石炭火力発電を燃焼させることで発生する残りカス『石炭灰』について、輸出品としてそのほとんどが韓国に輸出されていることに関して、先日日本が韓国に対してホワイト国から除外したことを受けて韓国では輸入を制限してはどうかという内容が韓国大統領府に請願されたと報じられています。

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韓国の大統領府が運営する『国民請願および提案』というサイトに提出されたのは「日本の先端素材韓国輸出規制に対する韓国の日本廃棄物(石炭灰)輸入制限請願」というタイトルのものです。

日本国内で稼働している石炭火力発電では微粉砕した石炭をボイラ内で燃焼させる過程で『フライアッシュ』という所謂『石炭灰』が必ず発生します。この石炭灰は集められかつては産業廃棄物として処分されていたものの現在は骨材などコンクリートとの相性がよいためゴミではなく資源として利用されています。この石炭灰は『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』により石炭灰が海外に輸出されています。その量は年間100万トン以上に達しており、そのほとんどが韓国、一部が香港などにセメントの原料(粘土代替原料または混和材)として輸出され再利用されています。

環境省_廃棄物処理法に基づく廃棄物の輸出確認及び輸入許可(平成29年)について
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これに関して国民請願および提案に寄せられた請願によると、今から3年ほど前に韓国環境公団主催のセミナーで廃棄物担当の課長が主張していたとし、石炭灰の輸入を韓国止めれば日本では廃棄物の大混乱が起こると言っていたとのこと。また環境省の諮問教授は韓国のセメント会社は年間数百万トンの石炭灰を輸入する代わりに補助金を受け取っているとして指摘しています。

また請願では韓国国内における石炭火力発電所で発生する石炭灰についてはリサイクルができない場合は埋め立てられるなど悪循環を引き起こしているとし、石炭灰の輸入を規制することで日本に打撃を与えられることが考えられ、仮にそれが難しくても輸入量を制限することで国内で発生する石炭灰も消費できるほか日本への報告も可能だとしています。

8月3日午前現在、この請願には96000人まありが賛同しているのですが、請願開始が先月7月となっており、請願締切が本日3日までとなっています。この国民請願および提案では原則として賛同者が30日以内に20万人以上に到達した場合、政府が請願に対して何らかの解答をしなければならないということになっているのですが、本日中に20万人を達成できるのかが注目されます。
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