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極めて深刻な病気を引き起こすこともある動物と接触。これに関してまたも手足が失ってしまうという出来事があったと報じられています。今回その原因になったのはペットとして飼っていた犬です。

海外の複数メディアによるとアメリカ、オハイオ州に暮らすマリー・トレイナーさんが意識が朦朧として病院に搬送されたものの、目覚めたところ手足が切断されていたという出来事があったと報じられています。マリーさんにいったい何があったのでしょうか。

Woman had to have all four limbs amputated after pet dog licked graze on her arm | Metro News

記事によると、出来事があったのは今年5月のことだったといいます。トレイナーさん夫婦はカリブ諸島に旅行に出かけ帰宅したところ自宅で飼っていた犬2匹が大喜びして迎えられたといいます。ここまではペット飼われている方であれば『よくあること』なのですが、その後が違っていました。

症状が現れたのは翌日。マリーさんは夜になった頃には体の痛み、特に背中が痛いなどの謎の症状の他、吐き気があったといいます。マリーさんは当時「旅行の疲れもあるし、インフルエンザに罹ったのではないか」と思い込み、寝れば治るだろうと思っていたとのこと。しかし症状は良くならず翌朝になる頃にはさらに症状が悪化し意識が朦朧とするなどの状態に陥り、直ちに病院に搬送されました。

この当時、手足に強い痛みがあると訴えており診察の結果、敗血症を患っていることが判明。わけが分からず入院後2日後には更に症状が悪化。意識もなくなり自発呼吸すらもできなくなったことで生命維持装置よりなんとか死を免れるという状態にまで陥っていたといいます。

その後、マリーさんは敗血症による多臓器不全に陥り手足が黒く腐りはじめ、これ以上壊疽が進まないように両手足の切断が言い渡されたとのこと。その後、マリーさんの意識が戻ったのは入院から10日後の出来事だったといいます。

マリーさんの体に一体何が起こっていたのか。まず、そもそもの原因はペットとして犬やネコにより感染する人獣共通感染症であるカプノサイトファーガ・カニモルサス感染症を発症したことです。カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症による手足の切断は2018年にも発生しています。ちなみにカプノサイトファーガ・カニモルサス感染症を発症した割合は死亡率も高い傾向があり、日本の厚生労働省によると2002年から2009年の14例の感染(発症)のうち6件では死亡しています。



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テレビCMや犬やネコが登場するようなテレビ番組では舐められるという演出が行われることがあるものの推奨されるような行為とは考えられず、場合によっては命すらも脅かす行為にも繋がるというのは認識しておく必要があります。
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