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私達が普段口にする野菜や肉は人の手により開拓された広大な土地で生産されているのですが、米大学によるとこのような農耕地面積のわずか1%に太陽光発電システムを設置することができれば世界の電力需要を全て満たすことができる規模になるとのことです。

韓国メディア聯合ニュースによると、アメリカのオレゴン州立大学の農業科助教授チャド・ヒギンズ博士らの研究チームの発表として、全世界の農耕地の1%だけを太陽光発電へ切り替えることができれば世界の電力需要を満たすどころかそれをも上回る電力が確保できると報じています。

"세계 농경지 1%만 태양광 전환해도 전력수요 충족" | 연합뉴스

この手の研究は数多くあるのですが今回はどのように試算されたのでしょうか。記事によると、それぞれの土地ごとに気象条件に応じた電力生産効率を分析。合わせてアメリカの電気自動車メーカー『テスラ』がオレゴン州に設置した太陽光パネルの発電量を元から15単位ごとに分け、更に気象資料を入手し気象と電力生産率を計算したものが用いられたといいます。

気象資料に関しては太陽光パネルの設置エリア内に設けられていたものが使用されており、気温・湿度・風速・風光・土壌湿度・太陽エネルギー量などが含まれているものだったとしています。その上で、このデータから明らかになったのはソーラーパネル自体の温度が高くなると発電効率が下がることが分かったとしており、風がないときよりも風がある時、湿度が高いよりも低いほうが発電効率が上がることがわかりました。

このデータから発電効率モデルを作成し世界の農耕地ごとに17個の分類し調査が進められました。結果、世界の農耕地のわずか1%の面積に太陽光発電装置を設置することができれば世界の電力需要を全て満たすことが分かったとのこと。

一方で、その1%が原因で食糧生産率が低下してしまうのではないかと思ってしまうのですが、実際はそうではないらしくヒギンズ博士の研究チームによると、過去の研究結果として灌漑施設が設置されていない第一次産業に適さない乾燥した牧草地や農耕地に太陽光発電装置を設置すると逆に農作物の収穫量が増える結果が示されているとのことです。

博士によると「今回の研究結果は、農業と太陽光発電の分野が互いに協力して信頼性の高いエネルギーを提供することができる大きな可能性を持っているということを見せてくれた」と話しています。

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