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スマートフォンの普及により様々な製品に当たり前のようにタッチパネルが搭載されるようになりましたが、実は過去に発生した米海軍イージス艦の衝突事故について複雑なタッチパネルに操作に原因があったとして、今後同級の駆逐艦から撤去されることになったと報じられています。

タッチパネル(タッチスクリーン)は『一般的に直感的な操作が行える』などと身近な製品多く採用されつつあるものの2017年、マラッカ海峡シンガポール沖でリベリア船籍の石油タンカーに衝突し乗組員10人が死亡する事故を起こしたイージス艦、アーレイ・バーク級駆逐艦6番艦ジョン・S・マケインの事故原因がこのタッチパネルを使用した運用システムに理由があったということが報告されています。

US Navy will scrap touchscreen controls on its destroyers

▼衝突により損傷した左舷
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海外メディアの記事によると、2017年に事故を起こしたジョン・S・マケインの調査が進められたところ乗組員の複雑なタッチパネルインターフェイスとそれを利用した訓練不足が衝突の原因だったと結論付けられたらしく、アーレイ・バーク級駆逐艦からは今後18~24ヶ月以内にタッチパネルから物理的に動かす操舵装置とスロットルに置き換えることになったとしています。
従って早ければ2020年の夏にも改修されたアーレイ・バーク級駆逐艦が運用されはじめるとのことです。

タッチパネルについては操舵以外にも様々な場面で使用されているらしいのですが、米海軍によると艦艇の操縦における『共通性』という点でシステムが過度に複雑化してしまったとし、特に操縦については直感的である必要があるとしており、それが出来なければ深刻な結果が生じることになると説明しています。

▼修理中の様子
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