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ロシア北西部のアルハンゲリスク州にある海軍実験施設で原子力推進巡航ミサイルと考えられる新型兵器が何らかの爆発を起こしたとする事故関して周辺の都市では空間放射線量が通常よりも数十倍ほど高くなっていると報じられています。

韓国メディア中央日報によると、8日に発生したロシアの軍事兵器に関する事故でロシア政府は当時放射能の流出はなかったなどと発表していたものの、事故発生当時周辺地域では放射線量が通常の20倍以上となっているなどロシアが放射能漏れを隠蔽している疑惑が高まっていると報じています。

러 핵실험중 폭발, 방사능 20배 치솟아···제2 체르노빌 되나 - 중앙일보

今回の爆発についてロシアは当時ミサイルの試験過程で発生した単純な爆発事故などと発表していたもののその後、情報が二転三転しタス通信はロシア国防省の発表としてアルハンゲリスク州の軍事訓練上で液体推進ロケットエンジンを試験していたところ事故が発生したと発表し、2名が死亡6人が負傷したとしていたものの、2日後には5人が死亡したと改めて発表されました。ロシア国防省は「大気中に流出した有害物資はなく、放射線レベルも正常だ」と強調していました。

記事によるとその後ロシア国営の原子力会社ロスアトムは声明で同位体動力原の技術試験で悲劇が発生したなどと明らかにしたことで、ロシアが開発していた原子力推進巡航ミサイル『9M730 ブレヴェストニク』の爆発事故であったことを事実上認めました。



一方で放射能漏れに関して具体的な発表はされていないのですが、ロシアの現地メディアによると事故発生地域から30km離れた都市では事故が発生した午前11時50分から40分間に観測された放射線レベルが通常の20倍に跳ね上がったと報じており、地域の観測局はこのデータをホームページに公開していたものの閲覧することができなくなったとしています。環境保護団体によるとアルハンゲリスク州の海洋当局は事故後、民感人による船舶の航行を禁止させたと主張しているとのことです。

▼9M730 ブレヴェストニクとされる兵器
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またアルハンゲリスク州のマスコミが報じたところによると、事故発生当時が全ての学生は帰宅措置がとられ住民らの外出が禁止されたとしており、当時の状況について市内の全ての薬局で販売されていたヨウ素剤が品切れになったとも報じていたとしています。

一方で、タス通信によるとロシア気象庁が13日に報じた内容として事故直後に周辺地域の放射線量が一時最大で自然放射線量の16倍に相当する毎時1.78マイクロシーベルトに上昇したと発表していたと報じています。この量はどのくらいなのか、比較として東京都新宿区の空間放射線量は0.037マイクロシーベルト程度となっており約48倍も高い数値となっています。

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