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韓国の複数メディアによると今月14日、建設中の高層マンションの外側に取り付けられた作業員用のエレベーターが突然折れ乗っていた作業員が転落死するという事故が発生したと報じられています。

聯合ニュースによると、韓国北東部に位置する江原道ソクチョ市に建設中の高層マンションで発生したとしており、近隣の建物に付けられてた監視カメラにより事故の一部始終が撮影されていたと報じています。

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記事によると事故が発生したのは14日午前8時過ぎで、監視カメラの映像ではマンションの外側に付けられた工事用エレベーターが作業員を載せ上っていくものの8時20分ごろに何らかの理由で停止したことが確認できるといいます。その後、7分間ほど停止した状態になったといいます。
しかし、8時27分11秒に突然エレベータが折れ作業員を載せたまま地上に落下しました。

事故を受けてマンションの工事現場責任者が参考人として聞き取りが行われ、彼によると「作業員が現場に入ってから10分後に『ドン』という音が聞こえ走って見に行ったところリフトが落下していた」と話しているとのこと。
この事故で当時エレベーターに乗っていた3人の作業員が死亡したほか地上にいた作業員についても事故に巻き込まれ大怪我を負っているとして現在病院で治療が行われています。

警察への聞き取りとして事故は地上15階の高さで折れたとしており、撮影された監視カメラの映像と事故発生当日の現場調査をすすめ関係者からも話を聞き正確な事故経緯を調査するとのことです。