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地球が温暖化しているなどと現在CO2削減に向けた省エネや地球環境に優しい素材を使用した製品を作るなど様々な努力がされている一方、その効果は限定的となっています。そこでマイクロソフトでおなじみのビル・ゲイツ氏は人工の雲を作り地球を直接冷やすという計画を進めていると報じられています。

現在ビル・ゲイツ氏により資金提供されている計画『成層圏摂動制御実験(SCoPEx)』というものがあり、ハーバード大学でトップの科学者により進められているものだといいます。具体的にどのような方法で地球を冷却するのでしょうか。

Bill Gates wants to spray millions of tonnes of dust into the stratosphere to stop global warming | Daily Mail Online

記事によると最初の試験ではニューメキシコ州の12マイル(約19km)上空まで炭酸塩2kgを搭載した高高度科学気球(バルーン)を打ち上げ放出します。放出後、搭載されたセンサーなどを利用し太陽反射能力や薄い大気への影響などを観測します。

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この計画の有効性が認められた場合、将来的には専用の航空機を開発し炭酸塩を撒くという内容になるとしています。ちなみに規模がすごいことになっており、800機以上の航空機を運用し高度12マイルから数百トンの炭酸塩を撒くとしています。ちなみに計画が順調に進めば今後10年以内にも運用は可能だろうとしています。

問題はこの計画を実施した場合地球の気象が変化し大規模な干ばつやハリケーンなどが発生しないのかについてです。これについてはハーバード大学の研究者も気候変動に関するリスクは認めているとのことで影響が無い範囲で行うという趣旨の説明をしています。

ちなみに自然が地球気温が低下した例として1991年に噴火したフィリピンのピナツボ火山があるとしており、この噴火では2000万トンの二酸化硫黄が放出されたことで1年以上にわたり硫酸の水滴が作られこれにより太陽光が反射されたことで世界気温が0.5度ほど低下したことが知られているとのこと。

地球温暖化による干ばつで作物が実らず死にいこまれる私達動物、炭酸塩を撒くことで地球環境が変化し死にいこまれる私達動物。問題はこの影響がどのくらいなのかを評価することが非常に難しいと考えられます。また猛暑や寒冷化による経済活動の影響も想定しなければならず、試験が成功したとしても実際の運用は難しいものになっていくもと考えられます。

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