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日本の和風家屋であれば一般的に瓦が用いられており色は黒、洋風家屋でも黒や紺色といった黒っぽい色が用いられることが多くあります。これは熱を吸収する色でもあるのですが仮に他の色、特に白色に変えるとどのような効果があるのでしょうか。

韓国メディアJTBCは視聴者からの質問や疑問に答えるコーナーとして韓国の洋風家屋の屋上に塗られている緑色の防水塗料ではなく、白色に塗り替えた場合、双方はどれだけ涼しくなるのかという内容が調べられています。

[뉴스미션] 녹색 옥상을 흰색으로…얼마나 더 시원할까? | JTBC 뉴스

記事によると、韓国では屋上を従来の緑ではなく白くするという『クールルーフ工法』を用いた家屋も目立っているとのことなのですが、実際に緑の屋根と白の屋根ではどのくらい差があるのでしょうか。

まずこのクールルーフ工法はとても単純で緑の防水塗料の上に白色の塗料を塗り替えるだけというもので双方の差は白のペンキの有無の違いになっているといいます。今回は屋根の温度を正確に測定するため同じ家屋の屋根に緑の部分を半分残しサーモカメラで測定するという実験も行っています。

結果は白色の屋根は緑色に比べて平均して5~6度ほど表面温度が低いことが分かったといいます。

韓国はこのような塗り替えは最近積極的に行われているらしく、クールルーフ工法が取り入れられた革新敬老堂会場では白に塗り替えられた後は室温が7~8度も低くなるという効果もみられたという取材内容が紹介されています。

実は韓国では未だに緑色の防水塗料が塗られたマンションや洋風家屋というのはかなり多く、グーグルマップの2019年の衛星写真を確認してもその様子は確認できます。

▼韓国


▼日本
日本ではこのような「色を塗り替えよう」という運動などは特に起こっていないものの、洋風家屋であればDIYで塗り替えることは比較的簡単であると考えられ、夏場の消費電力の削減の他にも都市全体のヒートアイランド現象も防ぐ効果があるものと考えられます。ただ韓国のように明らかに緑が目立つということもなく白に塗り替えたところで都市全体の効果は限定的になるかもしれません。

韓国は未だに緑色が多用されているのかについては記事によると「特別な理由はなく慣行的に緑色の防水塗料が用いられてきた」としています。



実は関しては過去に記事になったことがあり、緑色が採用されたのは日本の影響だというものがあります。これは2013年に俳優のウィル・スミス氏が韓国ソウルの街並みを映した写真の中に緑色の屋上が複数写っていたことで話題になっていたもので、当時の記事では韓国国土交通部の関係者の話として「独立後、建築技術の多くは日本から輸入され、その際に防水塗料の色も日本の影響を受けた」という話がでています。

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